第22代市議会議長に三浦氏 前議長の辞職受け選挙 副議長は船野氏に
令和3年2月18日付 1面

三浦議長

船野副議長
17日の大船渡市議会定例会本会議では冒頭、14日付で渕上清議長が議員辞職したことに伴う議長選挙が行われた。投票の結果、これまで副議長を務めていた新政同友会の三浦隆氏(61)=無6期、盛町=に決定。後任の副議長には、自由民主・無所属の会の船野章氏(69)=無5期、日頃市町=が選ばれた。
この日は18議員が出席。議長選、副議長選とも、満票での選出となった。
第22代となる三浦議長はあいさつで▽常任委員会の活性化▽切れ目のない行政改革の推進▽緊急事態への対応──を挙げ、新型コロナウイルス対策に関しては「多くの市民の困窮が予想される中、必要な支援を迅速に実行できるよう、行政に対して提言する流れを」と強調。その上で「打って一丸となって、難局を乗り越えよう」と呼びかけた。
また、船野副議長は「議長を支え、粉骨砕身、全身全霊で難局にあたることを誓う」と述べた。
任期は令和6年5月8日まで。定数20人の市議会は欠員1となり、議員補欠選挙は次期市長選に合わせて行われる。
正副議長の略歴
三浦 隆議長(みうら・たかし)平成12年の初当選から連続6選。教育福祉常任委員会委員長、監査委員など歴任。早稲田大卒。無職。盛町字内ノ目1の15。昭和35年1月25日生まれ、61歳。
船野 章副議長(ふなの・あきら)平成16年の初当選から連続5選。総務常任委員会委員長など歴任。大船渡農高卒。会社顧問。日頃市町字長安寺41の4。昭和26年5月17日生まれ、69歳。