鳴美会所属の小学同学年コンビがV 民謡民舞少年少女県大会で 齋藤さん(高田小4年)と菊池さん(米崎小4年)

▲ 優勝した菊池さん(左から2人目)、齋藤さん(同3人目)。菊池さんの兄・郷平君(左端)は優秀賞、齋藤さんの妹・ちとせさん(右端)は奨励賞を受賞

 令和3年度民謡民舞少年少女岩手県地区大会(民謡武田杯実行委、日本民謡協会主催)はこのほど、遠野市で開かれ、陸前高田市の「鳴美会」(高橋仁会主)の齋藤あかりさん(高田小4年)が民謡小学1、2、3年の部で、菊池里歩さん(米崎小4年)が民舞・個人の部でそれぞれ優勝した。同学年の仲良しコンビは7月に東京で予定する全国大会の出場権を得た。

 民謡小学1〜3年の部には8人が出場。齋藤さんは得意曲の『沢内甚句』を披露した。
 新型コロナウイルスの影響で稽古の時間が減り、不安と緊張でいっぱいの中での挑戦となった。舞台では「思い切りやるだけ」と持ち前の伸びやかな歌声を力いっぱい響かせ、見事優勝を飾った。
 同部には菊池さんも出場し、『外山節』で準優勝。民謡小学4、5、6年生の部では、菊池さんの兄・郷平君(米崎小6年)が優秀賞を、民謡鑑賞の部では齋藤さんの妹で、今月高田小に入学するちとせさんが奨励賞に選ばれた。
 齋藤さんは「(優勝して)すごくうれしかった。上手にできてホッとした」と満面の笑みを浮かべる。
 一方、民舞・個人の部で菊池さんは『津軽あいや節』を踊った。同部は菊池さんを含め2人がエントリーしたが、もう一人の小学生が不参加だったため、自分との戦いに。大人顔負けの振り付けで観客を魅了した。
 菊池さんは大会を振り返り、「練習で先生に注意されていたところを上手にできてうれしかった」と話す。
 全国大会に向け、齋藤さんは「民謡は大好き。もう少し声を出せるように稽古を頑張ります」、菊池さんは「腰の位置をもっと低くして踊れるようになりたい」と抱負を語る。
 鳴美会は一般に加え、子どもたちへの指導も行っている。地域に元気を届けようと、稽古に通う子どもたちが公民館や福祉施設で腕前を披露する「ミニミニちびっこ民謡ショー」を開催しているが、現在は新型ウイルス感染拡大に伴い、一時休止している。
 高橋会主は「稽古は子どもから大人まで大歓迎。民謡、踊り、三味線、太鼓に興味のある人はぜひ連絡を」と呼びかける。
 問い合わせは、鳴美会(℡54・3256)まで。