佐々木投手 1軍デビュー 5回5奪三振4失点 107球の力投 勝敗つかず

▲ 西武戦で先発し1軍デビューを飾った佐々木投手(千葉ロッテマリーンズ提供)

 プロ野球・千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手(19)=陸前高田市出身、大船渡高出=が16日、ZOZOマリンスタジアム(千葉県)で行われた埼玉西武ライオンズ戦に先発登板し、1軍デビューを果たした。5回を投げ、被安打6、5奪三振、4失点という内容。試合は引き分けで初勝利はお預けとなったが、150㌔台の速球を中心に、公式戦では自己最多となる107球を投げ、成長した姿をアピールした。
 佐々木投手は初回、1死一、三塁のピンチを背負うも無失点で切り抜け、その裏、ロッテが2者連続本塁打で2点を先制した。
 続く二回は、この日最速となる154㌔の直球などで三者凡退に抑え、直後、ロッテが2点を追加しリードを広げた。
 しかし三回、佐々木投手は味方の失策からリズムを崩し、3失点。五回に自らの暴投で追いつかれた。
 その裏、ロッテは勝ち越しに成功し6─4とするも、八回に再び追いつかれ、試合は引き分け。ロッテの井口資仁監督は試合後、佐々木投手の出場選手登録を抹消し、再調整させる方針を示した。
 今季2軍戦で好投を続け、満を持しての1軍デビューだった。5回を球威を落とさずに投げ切り、制球も安定していた。五つの盗塁を許すなど、走者を背負っての投球に課題を残したが、「令和の怪物」の物語は始まったばかり。地元・気仙では、大いなる飛躍に向けて確かな第一歩を踏み出したことに、大きな期待が集まっている。
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