まちなかに活気呼び込む 青年会議所主催のいわて未来文化祭 食やステージ行事多彩に(動画あり)
令和3年6月27日付 8面
陸前高田市の陸前高田青年会議所(JC、加藤隆史理事長)は26日、高田町の館の沖公園で「いわて未来文化祭」を開いた。地元の自慢の食を集めた「気仙うまいもん市」、歌や踊りのステージイベント、子どもたち向けのアトラクションなどが多彩に繰り広げられ、大勢の市民らが催しを楽しんだ。
イベントは同日、公園隣の市民文化会館「奇跡の一本松ホール」で開かれた第50回岩手ブロック会員大会(日本青年会議所東北地区岩手ブロック協議会主催)に合わせて企画。
会場の芝生広場には、開場と同時に続々と市民らが訪れた。「うまいもん市」は市内外から11の飲食店や団体が出店し、昼時間を中心に人気を集めた。
高田高の生徒たちも販売ブースを設けた。海洋システム科生が製造したサバの缶詰、パンが手ごろな価格で販売され、普通科の生徒と一緒に地場産品を使って作ったパン2種類の試食もあった。
ステージイベントは、同校書道部6人による書道パフォーマンスで幕開け。3年生4人がこの日を最後に引退となり、2年生2人と一緒に息の合った筆さばきで観客を魅了した。
続く気仙小5、6年生15人は、脈々と受け継ぐ伝統の「気仙町けんか七夕太鼓」を披露した。新型コロナウイルス禍で8月に予定されていた今泉地区の「けんか七夕」が昨年に続き中止となるなど、練習の成果披露の場が少なくなり、児童たちにとっても貴重なステージ。思いを込めた太鼓や笛の音と「よいやさー、よいやさー」という力強いかけ声を響かせた。
同校の菅野拳真君(6年)は「緊張したけど、みんなと太鼓をたたいているうちに楽しくなり、いい演奏だったと思う。地域の人たちに見てもらえてうれしい」と喜んだ。
コロナ禍の影響で昨年中止となった同市での「NHKのど自慢」の〝リベンジ大会〟と位置づけたカラオケ大会には、市民ら7組が出場した。
高田町の県営栃ヶ沢アパートに入居する菅野礼子さん(73)、滝田美代子さん(69)、佐藤フツノさん(76)の3人グループは、震災支援で寄付されたチマ・チョゴリを着て熱唱。同市のPRキャラクター・たかたのゆめちゃんもステージに上がり盛り上げた。
菅野さんは「中止となったのど自慢に3人で応募していて、自分たちにとってまさにリベンジのカラオケ大会。コロナでさまざまなイベントが中止となる中で、こうして楽しい思いができて感無量です」と満面の笑みを浮かべた。
このほか、芝生広場には大型のエア遊具を設置。ヤギとの触れ合いコーナーもあり、ヤギの雨よけ用の小屋を作るワークショップもあり、子どもたちが日曜大工に親しんだ。






