昭和の街並み懐かしむ 夢商店街で菊池組がジオラマ展(別写真あり)
令和3年7月20日付 1面
▲ 昭和45~50年ごろの大船渡市中心部の商店街を再現したジオラマ展
大船渡市大船渡町の建設業・㈱菊池組(佐々木孝雄社長)は同町のおおふなと夢商店街でジオラマ展「懐かしの昭和の大船渡商店街」を開いている。東日本大震災で失った昔の街並みを懐かしみ、振り返ることができる。
昭和45~50年ごろの大船渡駅周辺を再現したうちの一部で、今年、創業60周年を迎えた㈱マイヤの前身の「㈱主婦の店大船渡店」や映画館「東映」、デパート「千葉久」など100軒ほどの商店を約10㍍にわたって模型で表現。今月いっぱいは展示している。
ジオラマは同社の菊池静工事課長が当時の写真や記憶を頼りに業務の合間を縫って数年前から作り続け、着々とエリアを広げている。駅南側の一部などは初めてのお披露目となる。一つ一つの建物は断熱材に厚紙を貼り、角材をつけて実際の鉄骨のように見せている。
17日に同商店街で開かれた「夢商感謝祭」に合わせて展示をスタート。来場者それぞれが思い出深いエリアを懐かしそうに眺めた。
同社は震災後のがれき処理や、復興のかさ上げ工事なども手がけてきた。菊池課長は「古い街並みの記憶を伝えることも建設会社ができる務めではないかと思う」と話す。
「昭和に比べると店も人も減ってしまった。震災から10年たち、新型コロナウイルスの影響もあって人が集まりづらくなってきている中、こんなまちだったなぁと懐かしんでもらったり、知ってもらったりしてまちの応援ができればいい」と願う。






