新型コロナウイルス/妊婦ら対象に早期実施枠 ワクチン集団接種 9月4日から市民体育館で

 大船渡市は27日、新型コロナウイルスのワクチン接種について、妊婦らの接種機会を早期に設ける対応を決めた。9月4日(土)から順次行い、市内の妊婦に加え、夫やパートナーも対象とする。今月31日(火)から受け付ける。
 市によると、現在妊娠中で市内に住所がある人が対象。夫やパートナーも、市内に住所があれば接種できる。里帰り出産で大船渡市内の実家に帰省している人も相談に応じるとしている。
 市が実施する市民体育館での集団接種のうち、通常の接種枠とは別に、9月4日から最大15人分程度のワクチンを追加確保する。
 希望者は、市保健福祉部健康推進課に電話(27・1581)で申し込む。期間は31日〜9月30日(木)で、平日の午前10時〜午後5時に対応。申込時は、▽接種希望者の氏名▽生年月日▽10桁の接種券番号▽連絡先となる電話番号──が必要となる。期間後も、随時相談には応じる。
 厚生労働省によると、妊娠中に新型ウイルスに感染した場合、特に妊娠後期は重症化しやすく、早産のリスクも高まるとされる。千葉県では感染した妊婦の入院調整ができず、自宅で出産した新生児が死亡した事例もあった。
 今月23日、厚生労働省から各自治体に対して「妊娠中の人や夫、パートナーが接種を希望する場合には、できるだけ早期に、円滑に接種を受けることができるよう配慮を促す」との通知が出た。
 これを受け、県立大船渡病院の協力を受けながら対応。市では「コロナ禍でも安心して出産、子育てができる環境を整えることを目的に、妊婦らを対象とする接種機会を早期に設けた」としている。
 妊婦らの接種日程は別掲。