販路開拓へEC事業推進 管内農産物・加工品販売 JAおおふなとが通販サイト「JAタウン」で

▲ 管内農畜産物などを出品しているサイトをPRする職員

 JAおおふなと(大船渡市農協、猪股岩夫組合長)は、JA全農が運営する産地直送通販サイト「JAタウン」内に専用ページを立ち上げ、販売促進に取り組んでいる。管内の農畜産物や加工品などを出品しており、今後随時商品を増やしていく計画。長引く新型コロナウイルス禍で外食需要が落ち込むなど農業分野にも影響が及ぶ中、インターネットを活用したEC(電子商取引)事業で販路開拓を図っていく。

 

専用ページのQRコード

 同組合は5月に専用ページを設け、8月下旬から本格的に運営している。現在、組合の商品と陸前高田市2事業者、住田町4事業者の計23品目を取り扱っている。
 陸前高田市からは地域ブランド米「たかたのゆめ」のほか、広田湾漁協のワカメ、塩ウニ・焼きウニセット、広田湾産イシカゲ貝など海の幸も販売している。
 一方、住田町からはありすポークのソーセージセットや人気加工品の詰め合わせ、鶏ハラミを使ったラーメン、アヒージョに加え、シフォンケーキや銘菓の「かっこう」などが出品されている。
 同組合は独自の加工品や管内農家・法人の販路開拓に向け、検討を進めていた。新型ウイルス流行後、「巣ごもり消費」拡大の追い風を受けてEC市場が活性化する中、地場産品をインターネットを通じてPRしたい陸前高田市、住田町と連携し、JAタウンへの出店に乗り出した。
 同組合がEC市場に参入するのは今回が初めて。取扱商品の充実を図り、高品質を誇る気仙産農畜産物の消費拡大を推し進めていく。
 同サイトは、平成13年に開設された。ネット通販の認知度向上も背景に年々売り上げを伸ばし、国内最大級の国産農畜産物オンラインショップに成長した。会員数40万人、年間注文件数39万件で、年間取扱高は20億円を誇る。
 同組合営農企画課の大和田友満課長は「JAグループが運営し、安心・安全の食品が届く信頼性がサイトの一つの特徴。地域産物の魅力を全国に発信していきたい」と見据える。