最優秀賞に佐藤さん(小友4年) 県交通安全ポスターコンクール 気仙の児童5人が入賞

▲ 最優秀賞を獲得した佐藤さんの作品

 令和3年度県交通安全ポスターコンクールの受賞者が発表され、気仙からは小学校高学年の部(4〜6年)で最高賞の最優秀賞に1人、同低学年の部(1〜3年)で優秀賞と佳作に2人ずつが輝いた。最優秀賞は陸前高田市立小友小4年の佐藤歩未さんの作品で、表現や色使いに工夫しながら、車両運転時における早めのライト点灯を訴えている。

 

優秀賞と佳作に各2人

 

 同コンクールは、県と県交通安全対策協議会が主催。県内の小中学生に正しい交通ルールの順守とマナーの実践を啓発するとともに、県民の交通安全意識を高めようと、昭和43年から毎年実施している。
 主催者では、高齢者や子どもの交通事故防止、シートベルトなどの正しい着用徹底、ライトの早め点灯、道路横断者の交通マナー向上などを作品のテーマに設定し、作品を募集。県内の小中学校150校から1724点の応募があり、小学校低学年、同高学年、中学生の各部で最優秀賞1点、優秀賞3点、佳作5点を決定した。
 気仙では、佐藤さんのほか、小学校低学年の部で及川和さん(越喜来2年)と田澤柚菜さん(立根3年)が優秀賞に、鈴木愛依さん(同)と村上翔琉君(小友2年)が佳作に選ばれた。
 最高賞に輝いた佐藤さんの作品は、「ライト、早めに点灯しよう」と車両の早め点灯を訴えたもの。中央にライトを点灯する自動車、上下に文字を配置し、はっきりとした色使いにより、一目で印象づけるポスターに仕上げた。
 佐藤さんは「『ライト、早めに』という文字の縁を白くしたり、車の色を明るくするなど目立つようにした。車のライトを目のように描いて、光る部分を黄色くしたのにもこだわった」と制作を振り返り、「受賞を聞いたときは信じられず、すごくびっくりした。次にポスターを描くことがあれば、〝気をつけて〟という注意がもっと伝わるものにしたい」と語った。
 優秀賞の及川さんは「ながらスマホ」の危険性を描き、「ながらスマホをしていると、車を運転している人が困ってしまう。それを気づいてほしいと思った」と受賞に笑顔。田澤さんはシートベルトの着用をテーマにし、「車に乗る全員がシートベルトをしっかり締めることで、少しでも事故が減ってほしいと思って描いた」と喜んだ。
 佳作の鈴木さん、村上君の作品は、いずれも小学生が横断歩道を渡る姿を表現。それぞれ、マナーの順守や左右確認の徹底を呼びかけた。
 鈴木さんは「横断歩道は車も自転車も人も通る場所。安全に通行できるよう、お互いがルールを守ってほしい気持ちを込めた」と、村上君は「道路を渡るときに自分が手を上げている様子をイメージした。道路を渡るときはちゃんと右、左をよく見るよう気をつけたい」と話していた。
 表彰は今月開催の「正しい交通ルールを守る運動県民大会」の席上で予定していたが、本年度は新型コロナウイルスの影響で大会は中止となった。入賞者の作品は、県ホームページで紹介されている。