赤い実 すくすく せせらぎの観光農園 イチゴ狩り見据え8品種栽培
令和3年12月15日付 6面
陸前高田市矢作町の就労継続支援B型事業所「せせらぎ」(米田智所長)は、同町の観光農園「いちごパーク」で来年1月中旬のイチゴ狩り開始を目指し、栽培に励んでいる。2年目となる今季は前季より栽培品種を増やし、近く直売用の収穫を本格化させる。
今季は親株600株を仕入れ、育苗用ハウスで約1万2000株に増やしたあと、9月にイチゴ狩りを楽しめる大型の栽培ハウスに定植。「紅ほっぺ」「恋みのり」などのほか、糖度が高い「星の煌(きら)めき」、モモに似た芳醇(ほうじゅん)な香りが特徴の「桃薫(とうくん)」の2品種を新たに加え、計8品種を栽培している。
生育は順調で、今月に入り収穫を開始。数量がまとまり次第、本格的に直売を行い、並行してイチゴ狩りの開始日も決める。
いちごパークは矢作小学校そばに位置し、せせらぎ利用者の作業場確保や工賃増、同市の観光振興への寄与などを目的に、せせらぎを運営する社会福祉法人・大洋会が今年2月に整備した。
1年目のイチゴ狩りは2~5月に行い、せせらぎによると来園者数は約2400人。目標の3600人には届かなかったものの、市内外の幅広い世代が収穫体験を楽しんだ。
今季は、前季よりも約1カ月早めに開始し、5月末まで開放する計画。サービスは変えずに30分食べ放題とする予定で、今後チラシを作成してPRしていく。
米田所長は「利用者が熱心に作業し、現時点では順調に生育している。栽培のプロではないが、『おいしいイチゴを地域の人たちに食べてもらいたい』という思いは強い。イチゴ狩りシーズンに入ったら多くの人に来てほしいし、工賃アップにもつなげたい」と見据える。
問い合わせは、いちごパーク(℡22・9700)、または、せせらぎ(℡55・1890)まで。






