チームへの貢献誓う 東北中学野球 県選抜に気仙の4選手
令和4年1月14日付 6面

3月に宮城県仙台市で行われる第20回東北中学校選抜野球大会(19、20日、シェルコム仙台)に出場する本県選抜チームに、気仙両市から合わせて4選手がメンバー入りした。本県選抜は平成30年以来4年ぶりの優勝を目指して全体練習などに臨んでおり、気仙の選手たちもチームへの貢献を誓いながら闘志を燃やしている。
4年ぶりV目指す
同大会は、毎年3月に実施される中学生軟式野球の恒例大会。東北各県などの選抜チームが実力を競う。第18回、第19回大会は新型コロナウイルス感染症の影響で中止したため、3年ぶりの開催となる。
本県選抜メンバーは、県内各地から推薦された86人の候補から、昨年10、11月の選考会を経て選ばれた2年生24人。気仙からは、大船渡一の上野郷選手(外野手)、東朋の森下祐帆選手(内野手)、高田第一の清水康佑選手(同)、高田東の菊池翔太選手(投手)の4人がメンバーに入った。
「信じる」をスローガンに掲げた選抜チームの目標は、第16回大会以来の優勝。全体練習は昨年12月に始まり、直近では今月9、10の両日に八幡平市内で行われた。
上野選手は「レベルの高いところで野球をできることに感謝し、一つ一つのプレーをやりきる」、森下選手は「県代表としての自覚を持ち、仲間を信じ、優勝目指してプレーする」と決意を語る。
清水選手は「1試合でも多く出場し、自分の持ち味を発揮してチームに貢献したい」、菊池選手は「たくさんの人に感謝し、自分のベストを尽くして頑張る」と誓っている。
本県選抜は今後、2月下旬に青森県遠征、3月上旬に県内合宿を予定しており、目標達成へチーム力の向上を図っていく。