命学ぶ場提供へ新事業 ワタミオーガニックランド 住民参加型植樹イベント 開園1周年の4月29日始動
令和4年3月18日付 7面
陸前高田市気仙町の農業テーマパーク「ワタミオーガニックランド」は、本格オープン1周年となる4月29日(金・祝)、住民参加型の植樹プロジェクトを始める。園内に苗木を植え、緑を育む過程を通じ、同ランドがテーマに掲げる「命と循環」を学ぶ場を提供する。キックオフとなる同日は、クラウドファンディング(CF)寄付者が植樹を体験でき、市内で開催される花火大会を鑑賞できるメニューも用意している。
4月29日の植樹イベントは2回予定し、参加定員は1回目が10組、2回目が20組(ともに1組4人まで)。マツやアキグミなどを植え、自分たちが植えた木が分かるように参加者の名前を書いた看板を立てる。
苗木購入費や植樹後の管理費に充てるため、今月上旬からCFを運用。寄付者への返礼品として植樹体験プログラムを用意しており、当日の三陸花火大会を園内などから鑑賞したり、同ランド自慢の県産牛・豚肉のバーベキューを堪能できるメニューもある。遠方の人が植樹風景を視聴できるオンラインサービスも行う。
同ランドモデルエリア(約3・3㌶)では、県内外の修学旅行生らの手によって、これまでに900本近くの苗木が植えられた。2000本程度まで増やす青写真を描き、「みんなで育む豊かな森」の形成を目指して植樹体験プロジェクトに力を入れていく。
同ランドは、外食チェーン大手のワタミ㈱(本社・東京都)が手掛ける国内初の農業テーマパークで、事業面積は約23㌶。大きく4エリアに分け、今後、野外音楽堂や農場、工房などを段階的に整備していく。
モデルエリアは構想の第1弾として先行整備され、昨年3月に一部開業し、同4月29日に本格オープン。野菜の収穫体験を楽しめる農業ハウス3棟、最大で130人程度収容可能なバーベキュー棟1棟、物販も行うインフォメーション棟などがある。ブドウ畑の上に太陽光発電設備を整備する「ソーラーシェアリング」は、今秋ごろ稼働を始める。
運営するワタミオーガニックランド㈱(小出浩平代表取締役)の経営企画担当・部谷文一さん(41)は「植えた木々は少しずつだが、着実に成長しており、今後は皆さんと一緒に植樹しながらその過程を見守っていきたい。息の長いプロジェクトになればいい」と話す。
同ランドモデルエリアは現在、冬季休業中。4月16日(土)に営業再開する(同2〜15日は団体予約客のみ対応)。
植樹体験プロジェクトへの寄付は、㈱日本旅行が運営するCFサイト「つなぐむ(https://nta.en-jine.com)」から。
問い合わせは、同ランド(℡53・2107)へ。






