きょう会員募集開始 朗希選手を応援する会 市民、市出身者対象に

▲ 入会後に交付される会員証の見本

申し込み用フォームのQRコード

 陸前高田市の「佐々木朗希選手を応援する会」(伊東孝会長)は8日、市民や市出身者を対象に会員の募集を始める。フェイスブックに専用ページも立ち上げ、プロ野球千葉ロッテマリーンズの佐々木投手(20)=陸前高田市出身、大船渡高出=の活躍ぶりを発信していく。
 同会は本人公認の後援会組織。佐々木投手にゆかりのある市民有志らが中心となり、3月30日に発足させた。
 年会費は15歳以上の一般会員が1000円、6~14歳のジュニア会員が500円。会員には、球団から提供を受けた佐々木投手の写真入りの会員証を交付する。
 本年度はSNSで佐々木投手に関する情報を発信するほか、新型コロナウイルスの感染状況などを見極めながら観戦ツアーを企画する計画。将来的には本人を招いての激励交流会や野球教室の開催なども検討していく。
 入会する場合は、申込用紙を直接持参するか、インターネットの専用フォームで申し込む。受付窓口は高田町の夢アリーナたかたで、申込用紙も同施設で配布している。持参の場合の受付時間は、午前9時~午後5時(休館日の月曜日を除く)。
 佐々木投手は大船渡高時代に高校生史上最速の163㌔の直球で沸かせ、「令和の怪物」として知られる。
 今月3日にはZOZOマリンスタジアムでの西武戦で、今季2試合目の先発マウンドに立ち、8回3安打1失点で自己最多の13三振を奪い、今季1勝目。プロ3年目で待望の本拠地初勝利を飾った。3月27日の楽天戦での10個に続いて、開幕から2試合連続の2桁奪三振をマークし、今後の活躍にも期待が集まっている。
 同会の村上知幸事務局長は「佐々木選手は市民、特に子どもたちのヒーロー。地元からの応援の声を本人に伝えるためにも情報発信していきたい。ぜひ多くの市民、市出身者に会員になってほしい」と呼びかける。
 問い合わせは、メール(rokifanclub@gmail.com)へ。