3年ぶりの海開き歓迎 越喜来小6年生 浪板海水浴場を清掃(別写真あり)

▲ 越喜来浪板海水浴場に打ち上げられたごみなどを拾い集める児童ら

 大船渡市立越喜来小学校(遠藤芳幸校長、児童72人)の6年生12人はこのほど、3年ぶりに海開きが行われている地元の越喜来浪板海水浴場を訪れる海水浴客を歓迎しようと、海岸の清掃活動を行った。2度目の週末を迎えた23日はきれいになった海岸で親子などが海水浴を楽しんだ。
 同海水浴場は平成23年の東日本大震災で大きな被害を受け、その後、防波堤などの工事やがれき撤去を進め、同29年に海開きを再開。新型コロナウイルスの感染状況などを踏まえ、一昨年、昨年は開設が見送られていた。
 清掃は「来てくれる方々に気持ち良く海水浴を楽しんでもらいたい」と、同校6年生の親子行事として数年前から続けられてきた。一昨年に閉校した越喜来中学校の生徒が清掃していた時期もある。
 この日は児童と保護者、きょうだいら約30人が参加。途中からあいにくの雨となったが、児童は軍手を着け、手作業やトングで砂浜に打ち上げられた発泡スチロールなどのごみや海藻、大きな石、貝殻を拾い集めた。
 清掃後は早速児童が試しに泳ぎ、砂浜でスイカ割りも楽しんだ。
 及川椿さんは「海をきれいにしたいという気持ちを込めて一生懸命掃除した。訪れる人たちにはけがをしないように海水浴を楽しんでほしい」と願った。

海水浴を楽しむ親子ら=23日

 23日午前は青空の下、親子や地元の子どもら数人が訪れ、元気な声を響かせながら涼んだ。遠野市から訪れた新田千春さん(40)、莉子ちゃん(4)、隼士君(2)親子は浮輪を使い、心地よさそうに水に漬かっていた。
 千春さんは「きれいな砂浜。初めて来たが、小さい子どもを遊ばせるにはちょうどいい広さで安心だ」と話し、莉子ちゃんは「水があったかくて気持ちいい」と笑みを見せた。
 同海水浴場の海開きの期間は、8月14日(日)まで。監視時間は午前10時~午後4時。(八重畑龍一)