気仙は5万5586人 前月から59人減少 9月1日現在の推計人口
令和4年10月8日付 2面

県は、9月1日現在の人口推計速報を発表した。気仙3市町の推計人口は合計5万5586人で、前月から59人の減。東日本大震災前(平成23年3月1日現在)と比べると、1万4360人減少した。
気仙の合計推計人口のうち、男は2万6842人(前月比23人減)、女は2万8744人(同36人減)。世帯数は2万4510世帯(同8世帯増)となり、震災前からは567世帯減った。
大船渡市は男が1万6009人(同9人減)、女が1万7216人(同13人減)で、合計は3万3225人(同22人減)。前月に比べて外国人登録は22人上回ったが、自然動態は29人、社会動態は15人といずれも下回った。
同市の世帯数は1万4819世帯(同15世帯増)。震災前から人口は7354人減ったが、世帯数は90世帯増えた。
陸前高田市は男が8491人(同10人減)、女が9135人(同20人減)の合計1万7626人(同30人減)。前月から外国人登録は3人増えたが、自然動態は20人、社会動態は13人と、それぞれ減少した。
同市の世帯数は7612世帯(同8世帯減)。震災前と比較して人口は5595人、世帯数は584世帯いずれも下回った。
住田町は男が2342人(同4人減)、女が2393人(同3人減)の計4735人(同7人減)。前月から外国人登録で1人増加したが、社会動態で6人、自然動態で2人減った。
同町の世帯数は2079世帯(同1世帯増)。震災前と比べて人口は1411人、世帯数は73世帯それぞれ減少した。
県の総人口は118万1505人で、前月から1092人の減。県内33市町村のうち、前月の人口を上回ったのは3市町で、下回ったのは30市町村となった。
前の月と比較して人口が最も増えたのは、北上市の29人。減少数が最も多かったのは、一関市の152人だった。