気仙は5万5501人 前月から85人減少 10月1日現在の推計人口

 県は、10月1日現在の人口推計速報を発表した。気仙3市町の推計人口は合計5万5501人となり、前月から85人減少。東日本大震災前(平成23年3月1日現在)からは、1万4445人減った。
 気仙の合計推計人口のうち、男は2万6776人(前月比66人減)、女は2万8725人(同19人減)。世帯数は2万4499世帯(同11世帯減)となり、震災前と比較すると578世帯下回った。
 大船渡市は男が1万5967人(同42人減)、女が1万7215人(同1人減)で、合計は3万3182人(同43人減)。前月と比べて外国人登録は6人増えたが、自然動態で40人、社会動態で9人それぞれ減った。
 同市の世帯数は1万4813世帯(同6世帯減)。震災前から人口は7397人減少したが、世帯数は84世帯増加した。
 陸前高田市は男が8473人(同18人減)、女が9122人(同13人減)の合計1万7595人(同31人減)。前月から自然動態で28人、社会動態で2人、外国人登録で1人、いずれも減少した。
 同市の世帯数は7607世帯(同5世帯減)。震災前と比較して人口は5626人、世帯数は589世帯下回った。
 住田町は男が2336人(同6人減)、女が2388人(同5人減)の計4724人(同11人減)。前月と比べて社会動態で3人増えたが、自然動態で13人、外国人登録で1人それぞれ減った。
 同町の世帯数は、2079世帯(前月と同じ)。震災前と比べると、人口が1422人、世帯数は73世帯減少した。
 県の総人口は118万512人で、前月から993人の減。県内33市町村のうち、前月の人口を上回ったのは3市町で、下回ったのは30市町村だった。
 前の月と比べて人口が最も増えたのは、八幡平市の34人。減少数が最も多かったのは、盛岡市の197人となった。