学童野球楽天ジュニアに選出 12月のNPBトーナメントに出場 大船渡の山口選手(赤崎)、湊選手(猪川)
令和4年11月20日付 6面
東北地方の少年球児の精鋭を集めて結成される「楽天イーグルスジュニア」(楽天ジュニア)のメンバー16人に、大船渡市の赤崎レッドオクトパススポ少の山口大将選手(赤崎小6年)と、猪川野球クラブの湊俠太朗選手(猪川小6年)が選出された。12月末には、プロ野球12球団に選ばれた少年球児らによる大会「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP2022」に出場する予定で「チームの一員として勝利に貢献したい」と意気込んでいる。(菅野弘大)
楽天ジュニアは、同トーナメントに出場し、東北野球の実力を全国に示すために結成されるチーム。東北6県と隣県の球児を対象にセレクションを実施し、16人の精鋭を選出する。
今年のセレクションには、各地の野球関係者が推薦する選手や一般公募者など約400人がエントリー。推薦選手として2次選考に参加した2人は、キャッチボールや塁間走、シートノック、試合形式のメニューを高いレベルでこなし、本県では山口、湊両選手を含む4人がメンバー入りを果たした。
投手として選出された山口選手は、球速117~120㌔の速球が武器の本格派左腕。威力とノビのあるスピードボールで三振を積み重ね、楽天ジュニアではエースナンバーを背負う。「東北の代表として選ばれたので、責任感が芽生えた。てんぐにならないように、トレーニングを頑張りたい」と気を引き締める。
湊選手は捕手でメンバー入り。本塁から二塁までを約2秒で送球する肩の強さと、恵まれた体格を生かした長打力で、扇の要としてチームを引っ張る。「楽天ジュニアに選ばれることが目標だったのでうれしい。ほかのメンバーもみんな上手なので、自分も負けないように練習したい」と闘志を燃やす。
2人は、9月下旬から毎週末、宮城県仙台市内での強化合宿に参加して、日々野球の腕を磨く。普段の食事量を増やし、腹筋、背筋、腕立て伏せ、バットの素振りなど、大会に向けて毎日鍛錬を積み重ねている。
プロチームのコーチによる指導を受け、「成長を感じている」と山口選手。「球速が上がったし、コントロールも良くなっていると思う」と手応えを語り、「東北のエースとして、得意の速球を武器に三振を多く取って、日本一を目指したい」と目標を掲げる。
「貴重な経験をしている」と語るのは湊選手。「捕手がほかにも選ばれているので刺激になる。これまでスタメン争いをしたことがなく、とても楽しい」と充実感をにじませ、「しっかり投手を支えて、ブロッキングや盗塁阻止など、焦らずに自分のプレーをしたい」と意気込む。
NPB12球団ジュニアトーナメントは12月27(火)~29(木)の3日間、東京都の明治神宮野球場と神奈川県の横浜スタジアムで開催され、楽天ジュニアは、初戦で横浜DeNAベイスターズジュニアと対戦。お互いの存在を「安心感がある」(山口選手)、「心強い」(湊選手)と表現し、切磋琢磨し合う2人の活躍に期待がかかる。





