体験通し交流深める 冬休みの児童に学びの場 市社協の「にこにんスクール」(別写真あり)

▲ 中高生ボランティアに手伝ってもらいながら門松作りに挑戦する子どもたち

 大船渡市社会福祉協議会(田村福子会長)主催のにこにんプラザ冬休み企画「にこにんスクール 冬休みの宿題応援5days」は26日、大船渡町のキャッセン大船渡モール&パティオ内の同プラザでスタートした。夏休みに続いての開催で、冬休み中の子どもたちに学習や遊びの場を提供。この時期ならではの体験活動を通し、世代間交流も深めている。(新沼麻波)

 

 にこにんプラザは本年度、同市社協が共生型住民拠点として開設し、多世代の住民がコミュニティースペースとして利用。にこにんスクールは、長期休業中の子どものほか、ボランティアを受け入れることで、住民同士の交流と子どもの健やかな成長を促そうと企画した。
 初日は15人の小学生が参加し、冬休みの宿題に取り組んだあと、門松作りに挑戦。地域住民のほか、大船渡高を中心に東朋、大船渡一両中の生徒たち計8人がボランティアとして子どもたちをサポートした。
 門松作りでは、竹を切るグループと飾りを作るグループに分かれて活動。市社協スタッフやボランティアに手伝ってもらいながら、お正月をすがすがしい気分で迎えるための準備に取り組んだ。
 子どもたちの多くは夏休みのにこにんスクールにも参加した〝リピーター〟。約2週間開かれた夏のスクールに比べ、冬は正月休みがある関係で5日間と少ないが、全日程に参加予定の子どもがほとんどだという。
 正月明けには地域住民を招き、お手玉などの昔遊びを教わる予定だ。
 夏に続いて参加した藤村奏和君(大船渡北小1年)は、「竹を切るのを手伝ったのが楽しかった。かっこいい門松を作りたい。みんなで遊ぶのが楽しみ」と期待する。
 同様のスクールは春休みの時期にも企画している。
 市社協の担当者は「子どもたちに季節ごとの体験を楽しんでもらえれば。地域のお年寄りに参加してもらったり、中高生ボランティアが携わったりと、いろいろな世代の交流が図られている。子どもたちが楽しそうにしてくれているのが一番」と話していた。