息を合わせて本番へ 田浜地域の手踊り「そろえ」 綾里の式年大祭に向け(別写真あり)

▲ 約1カ月間の練習成果を確認した「そろえ」

 大船渡市三陸町綾里で6月3日(土)に催される天照御祖神社(熊谷典昭宮司)・市杵嶋神社(中島美貴子宮司)の式年大祭に向け、田浜地域の住民による手踊り奉納の「そろえ」が28日、綾里小学校で行われた。着物衣装の踊り手たちは、息の合った舞を披露し、当日の大祭成功に向けた活気を呼び込んだ。
 田浜大祭実行委員会(木下勲委員長)では、平成28年の前回に続く権現舞と踊りの奉納に向け、準備を重ねてきた。小学生以上の約30人による手踊りは、綾里漁港の荷さばき場を中心に4月下旬から練習を重ね、この日は当日の着物姿で動きを確認した。
 指導する三早喜流・野の花会の千葉きみ子さん(72)=赤崎町=が見守る中、同市出身の歌手・大沢桃子さんの『御祝い大漁節』と、氷川きよしさんの『勝負の花道』の2曲に合わせ、舞を繰り返した。千葉さんは「だいぶ仕上がってきた」と話し、目を細めた。
 参加している東朋中の河原杏果さん(1年)は「顔や足の動きが難しいけど、できるようになるとうれしい。本番でも、しっかり踊りたい」、木下委員長(70)は「準備期間が短い中で、このぐらいの形になった。感謝でいっぱい」とそれぞれ話していた。
 綾里の式年大祭は5年に1度の開催。当初は令和3年に予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期していた。
 当日は、天照御祖神社で神幸祭を午前8時に予定。綾里小グラウンドでは、午後1時から各祭り組の余興奉納が繰り広げられる。