夏の高校野球県大会/気仙3チームが挑む 7月7日に開幕 組み合わせが決定
令和5年6月23日付 6面

第105回全国高校野球選手権記念岩手大会(県高野連など主催)は7月7日(金)、盛岡市のきたぎんボールパークで開幕する。今月22日に同市内で抽選会が行われ、組み合わせが決定。気仙3チームは、高田と大船渡東・住田が1回戦、シード権を獲得している大船渡が2回戦からの登場となる。夏の舞台での活躍に期待がかかる。
大会には、気仙の大船渡、高田、大船渡東・住田を含む56チームが出場。きたぎんボールパークと花巻球場(花巻市)の2会場で7月22日(土)まで、予備日、休養日を除く13日間にわたってトーナメント戦55試合が行われる。
組み合わせは、春季県大会の上位4校を4ブロックのシードとし、8強の4チームも序盤で対戦しないよう振り分け、残る48チームで抽選を行った。
気仙勢は、大会3日目の9日(日)に高田と大船渡東・住田が登場。高田は、同球場第1試合(午前9時)で紫江連合(金ケ崎・岩谷堂・前沢・紫波総合)、大船渡東・住田は同パーク第3試合(午後2時20分)で釜石商工との沿岸地区対決に挑む。
春季県大会で8強入りし、夏のシード権を得ている大船渡は2回戦から登場。大会8日目の14日(金)同パーク第1試合(午前10時)で盛岡農業―遠野緑峰の勝者と対戦する。
開会式は、7月7日午前10時から同パークで開かれる。
県高野連は、本年度の春季大会から新型コロナウイルス感染対策を一部見直し、観客や応援団など、入場者の上限人数は設定せず、昨年度まで認められていなかった声出しによる応援も認める。マスクの着用は個人の判断とする(大会関係者はマスク着用を推奨)。
各日の入場料は、一般600円、高校生以下無料。大会の様子は、インターネットで全試合ライブ配信される。
組み合わせは別表の通り。雨天順延。