海洋環境みんなで守ろう 釜石海上保安部 明和保育園で教室(別写真あり)
令和5年6月28日付 2面
釜石海上保安部(虻川浩介部長)による海洋環境保全教室は26日、大船渡市大船渡町の明和保育園(金野うき子園長、園児96人)で開かれた。参加した年少~年長児59人が、紙芝居やクイズを通してきれいな海を守っていくための約束を確認した。
同保安部では、若年層の海洋環境保全思想の普及・啓発活動を行っており、教室もこの取り組みの一環。同日は、同保安部警備救難課の職員4人が同園を訪問した。
教室では、海上保安官の仕事や取り組みが紹介され、「海での火事や事故にも対応し、海の警察と消防両方の役割を担っている」「海をきれいに使ってもらうための呼びかけもしている」といった説明を園児らがうなずきながら聞いた。
続いて、海にごみが増えるとどうなってしまうのかを紙芝居で学習。物語は、とある島から人間の住む土地へと海の旅に出たウミガメが、人間たちが海に捨てたごみを餌と勘違いして食べてしまい、苦しんでいるところを海上保安庁の船に救い出され、九死に一生を得るというストーリー。
ウミガメはクラゲなどを食べるが、海に浮いているビニール袋を誤って食べてしまうケースがあるといい、園児らは海のごみが環境だけでなくそこにすむ生き物の生活も変えてしまうことに理解を深めた。
このあと、海上保安庁のマスコットキャラクター・うみまるが登場し、学んだことをクイズでおさらい。吉田光穂ちゃん(5)は「海上保安官の人たちがかっこよかった。海をきれいに使いたい」と約束した。
同保安部の佐藤慎二さんは「若い世代に啓発を行うことで、海洋環境を守ることにつながる。子どもたちには、海にごみを捨てない意識を大切にしてほしい」と呼びかけていた。






