プレミアム商品券 今月23日から販売へ 購入は引換券制に変更 発行数 前年比2・4倍 一部は大型店で使用可能 商工会

 陸前高田市の陸前高田商工会(伊東孝会長)は今月23日(日)から、市民対象にプレミアム率50%の商品券を販売する。発行は4年連続で、同日から市内取扱店で使用できる。新型コロナウイルス禍に加え、物価高騰の影響が長期化している状況を踏まえ、発行数を昨年度よりも約2・4倍に増やして消費意欲の喚起、地域経済の活性化を図る。1セット7500円分のうち4500円分はこれまで取扱店に入っていなかった大型のスーパーマーケットやドラッグストアなどでも使えるようにする。販売会は23日~28日(金)、市内各地区で順番に開催し、混雑回避などのため、事前に配る引換券を持参すれば購入できる方法で行う。(高橋 信)

 市からの補助を受けて発行する商品券は、これまでと同様1セット7500円分を5000円で販売する。発行数は4万4000セット(66万枚)で、総額は3億3000万円。昨年度比で2万6000セット、1億9500万円の増加となる。
 これまでは中小規模で展開する市内事業者への財政支援を主目的としていたため、大型店を取扱店の対象外としてきた。不安定な国際情勢や円安を背景としたエネルギー価格、食料品などの価格高騰を踏まえ、市民の家計負担軽減にもつなげようと、今回は大型店でも使用できるよう切り替え、消費の冷え込み防止を図る。
 1セット当たり4500円分(9枚)は中小店舗に加え、大型店でも使うことができ、券の基調色を赤色にする。残る3000円分(6枚)は中小店舗のみの専用券で、青色にして区別しやすいようにする。
 販売会は今月23日から28日まで、1日1、2会場で開く。買い求める人が殺到し、購入を希望したすべての市民に行き届かない過去の状況などを考慮し、引換券を持参した人のみ買えるようにする。
 引換券は5日(水)発行の市広報に同封し、1回限り使える。購入は世帯員分まとめて受け付け、1人当たり最大6セット。例えば5人家族の場合、5人×6セットで30セットまで購入できる。
 引換券には住所、電話番号に加え、世帯員の氏名や購入セット数、購入金額を書く欄を設けている。販売会場には混雑防止のため可能な限り1人で来場するよう協力を求めている。
 31日(月)から8月10日(木)までは、高田町の陸前高田商工会館で販売する。時間は平日午前9時~午後4時。
 同商工会はコロナ禍を受け、2年度からプレミアム率50%の商品券を発行。同年度は6000セット、3年度は1万7000セットを販売した。3年度の換金額は累計1億2717万円で、換金率は99・5%だった。
 4年度は1万8000セットを発行・販売し、昨年8月から今年1月まで使われた。換金総額は1億3425万円で、換金率は前年度と横ばいの99・4%だった。
 販売会の日程は別表の通り。問い合わせは、同商工会(℡55・3300)へ。