市政発展の決意胸に 市議選当選16人に証書付与
令和5年9月6日付 1面

3日に投開票された陸前高田市議会議員選挙(定数16)の当選証書付与式は4日、高田町の市役所で開かれた。証書を受け取った当選者は、地域の課題に取り組む決意を新たにした。任期は11日(月)からの4年間。
現職13人、新人3人の当選者全員が出席。7日間の選挙戦を経て議席を勝ち取り、疲れの色をにじませながらも晴れやかな表情で臨んだ。式前には互いにあいさつや握手を交わして、健闘をたたえ合った。
一人一人に証書を手渡した市選管の戸羽伸一委員長は、激戦を制した当選者をたたえ、「この証書には皆さんを支持した有権者の思いがぎっしり詰め込まれていると推察する。どうか議員を志した時の初心を忘れず、市政の発展、市民福祉の向上のため精いっぱいのご活躍を」と激励した。
今市議選は、定数18から16に削減されて初めて迎える選挙となり、現職15人、新人4人の計19人が立候補した。
当選者16人の最多得票は838票、最低得票は473票。党派別では、共産3人(現3)、無所属13人(現10、新3)。町別では、高田3人(現2、新1)、広田3人(同)、気仙2人(現1、新1)、小友2人(現2)、米崎2人(同)、矢作2人(同)、竹駒1人(現1)、横田1人(同)となった。
男性14人、女性2人。年代別では60代が最多の6人で、以下、70代4人、30代、40代、50代各2人。最年少は30歳、最年長は73歳だった。
投票率は76・25%で、前回選比で0・66㌽下がった。正副議長などの議会人事を決める初議会の臨時会は、今月20日(水)ごろを予定している。