新議長に及川氏選出 改選後初の市議会臨時会 副議長は鵜浦氏

 陸前高田市議会(定数16)は20日、改選後初となる臨時会を開き、新しい議長に無所属の及川修一氏(67)=7期、副議長に創生会の鵜浦昌也氏(61)=4期=を選んだ。議会選出の監査委員は、木村聡氏(30)=2期=の選任に同意した。
 議会事務局に対し、議長選への立候補を届け出ていたのは及川氏と、前議長で創生会の福田利喜氏(65)=6期。副議長選は鵜浦氏と、無所属の中野貴徳氏(53)=3期=が、それぞれ届け出た。
 同日は臨時会に先立ち、議員懇談会が開かれ、4氏がそれぞれ所信を表明した。
 表明順に福田氏は「市民の声を議会に反映させる仕組みをつくるとともに、監視機能、政策立案機能を発揮した議会にしていく」と訴えた。
 一方、及川氏は「『和』を大事に、議員みんなでスクラムを組んで進んでいくような議会をつくるため、応援してほしい」と賛同を求めた。
 臨時会では、出席議員による単記無記名式の投票が行われた。所信表明した議員以外への投票も可能で、議長選の開票結果は及川氏8票、福田氏7票、無所属の伊藤明彦氏(67)=7期=1票だった。副議長選は鵜浦氏9票、中野氏7票だった。
 その後は総務、教育民生、産業建設の3常任委の委員を選任し、各常任委の役員互選結果を報告。気仙広域連合議会、岩手沿岸南部広域環境組合議会、県後期高齢者医療広域連合議会の各議員も選出した。
 市当局が提出した教育委員会委員任命は、小友町の遠藤健司氏(57)の再任に同意した。
 各常任委や議会運営委の構成、各議会議員は次の通り。
 ◆総務常任委▽委員長=中野貴徳(無所属)▽副委員長=木村聡(とうほく未来創生)▽委員=大和田加代子(碧い風)鵜浦昌也(創生会)藤倉泰治(日本共産党)
 ◆教育民生常任委▽委員長=佐々木一義(無所属)▽副委員長=大坪涼子(日本共産党)▽委員=佐々木良麻(とうほく未来創生)菅野広紀(碧い風)福田利喜(創生会)伊藤明彦(無所属)
 ◆産業建設常任委▽委員長=大坂俊(無所属)▽副委員長=伊勢純(日本共産党)▽委員=菅野秀一郎(創生会)小林卓(碧い風)及川修一(無所属)
 ◆議会運営委▽委員長=藤倉泰治▽副委員長=木村聡▽委員=大和田加代子、菅野広紀、大坪涼子、福田利喜
 ◆気仙広域連合議会議員=菅野秀一郎、大和田加代子、伊勢純、伊藤明彦
 ◆岩手沿岸南部広域環境組合議会議員=木村聡、中野貴徳、菅野広紀
 ◆県後期高齢者医療広域連合議会議員=佐々木一義


正副議長、監査委員の略歴

 

 及川修一議長(おいかわ・しゅういち)平成11年市議選初当選。15年教育民生常任委員長、21年議会報特別委員長、27年副議長。専修大卒。小友町字鳥越12の1。67歳。
 鵜浦昌也副議長(うのうら・まさなり)平成23年市議選初当選。29年教育民生常任委員長、令和元年産業建設常任委員長。東洋大卒。高田町字鳴石2の2。61歳。
 木村聡監査委員(きむら・あきら)令和元年市議選初当選。同年市政調査会理事、3年総務常任委副委員長。慶応大大学院卒。広田町字袖野114の5。30歳。