21、22日ストリートまつり まちなか会がイベント 産業まつりに合わせ開催

▲ まつり会場予定地でチラシを手にする小笠原会長

 陸前高田市高田町の商業者らでつくる高田まちなか会(小笠原修会長)は21(土)、22(日)の両日、同町のまちなか広場周辺道路で「本丸ストリートまつり」を開く。同じ日に近くで開催される市産業まつり(同実行委主催)に合わせ、地元事業者がまちなかのにぎわい創出を図ろうと企画。歩行者天国として開放し、子どもたちが楽しめるイベントを中心に手掛ける。(高橋 信)

 

 まちなか会にぎわい委員会(橋詰真司委員長)が企画。時間は両日ともに午前9時から午後3時までで、催しは▽飲食ブース▽ストリートバスケ「3×3大会」▽本丸ストリート画伯を目指せコンテスト▽酔仙酒造㈱の甘酒、日本酒試飲会▽しじみ汁振る舞い──などとなっている。
 飲食ブースでは、軽トラックの荷台で特産品などを販売する「軽トラ市」を行うほか、県内外のキッチンカーが出店し、飲食を販売する。
 ストリートバスケ(3人制)は、陸前高田市を拠点に活動する「KESEN LARUS(ケセン・ラルス)バスケットボールクラブ」が主催。路上にコートを特設し、小学生の部、中学生の部、高校・一般の部の3カテゴリーでそれぞれトーナメント式の試合を実施する。
 1チーム4人まで選手登録でき、参加料は高校・一般の部が1チーム3000円で、それ以外は無料。試合の時間は21日が正午から午後3時、22日が午前10時から午後2時まで。
 画伯を目指せコンテストは、チョークを使って道路に自由に絵を描ける。参加無料。作品を撮影した写真は交流施設「陸前高田みんなの家」に展示する。
 このほか、子ども向けイベントとして歩道の路面を盤面に仕立てた大型オセロコーナーやシャボン玉コーナーも設ける。
 しじみ汁は東日本大震災後、市内事業者などが交流を深める宍道湖漁協(島根県)から提供を受けたシジミを使う。提供は22日正午からで、先着100人分。
 小笠原会長は「地元事業者の思いを一つにして、まちなかのにぎわいを創出していきたい。当日は市内外から多くの人が集まる産業まつりも開かれ、相乗効果が生まれればいい」と力を込める。