ステージ行事多彩に 21、22日の市産業まつり プログラム決まる
令和5年10月18日付 1面
陸前高田市高田町のアバッセたかた周辺で21日(土)、22日(日)に開かれる市産業まつり(実行委主催)のステージプログラムが決まった。2日間を通じて多彩な発表が繰り広げられる。
21日は、気仙保育所のけんか七夕太鼓の演奏で開幕。引き続き、横田保育園、竹駒保育園児が出演し、盛り上げる。開会式後は同市と交流を深める他自治体によるPRやアーティストライブなどが行われ、餅まきは午前10時15分からと、午後2時40分からの2回を予定。会場では、同日限定で自衛隊岩手地方釜石地域事務所による展示車両の乗車体験も行う。
22日は、保健推進員によるロコモ体操でスタート。午前10時からは同市のマスコットキャラクター・たかたのゆめちゃんへの一日警察署長委嘱状交付式があり、会場で啓発活動を行う。
同日午前10時30分から、友好都市・名古屋市の邦楽プロジェクトユニット「あらまほ」が演奏を披露。午後1時50分からは、大船渡市出身の演歌シンガーソングイター、大沢桃子さんのライブがあり、デビュー20周年記念シングル「ねがい桜」などを歌う。
実行委(会長・佐々木拓市長)によると、出店者は昨年度比12業者・団体増の77業者・団体。産業別の内訳は、商業54、農業7、水産4、林業1業者・団体など。東日本大震災後交流を深める愛知県名古屋市、三重県松阪市、佐賀県武雄市の3自治体が、昨年度に続いて出店する。
産業まつりは、同市の秋の目玉行事。震災発生年の平成23年は開催を見送り、24年に再開した。
新型コロナウイルス禍の影響で令和2、3年度は中止し、昨年度3年ぶりに開催。10月に2日間の日程で実施し、実行委によると、来場者数は1日目約4000人、2日目約6000人の計約1万人だった。
今年の開催時間は、両日とも午前9時~午後3時。会場の一部で車を通行止めにする交通規制を行う。アバッセたかた西側のまちなか広場周辺道路では産業まつりに合わせ、本丸ストリートまつり(高田まちなか会主催)が併催される。
ステージプログラムは別掲。問い合わせは、実行委事務局の市商政課(℡54・2111内線421)へ。
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