職務精励の誓い新たに 大船渡商議所優良従業員表彰 永年勤続の223人受賞(別写真あり)

▲ ステージ上で表彰状を受け取る受賞者

 『勤労感謝の日』の23日、大船渡商工会議所(米谷春夫会頭)は本年度の優良従業員表彰式を大船渡市盛町のリアスホールで開いた。本年度は市内40事業所の永年勤続者223人が対象。受賞者は周囲の支えに改めて感謝するとともに、厳しい環境が続く中での産業振興や、持続可能なまちづくりへの貢献を誓った。
 受賞者の内訳は、日本商議所会頭表彰(勤続40年以上)20人、同表彰(同30年以上)36人、東北六県商工会議所連合会長表彰(同20年以上)46人、県商工会議所連合会長表彰(同10年以上)83人、大船渡商議所会頭表彰(同5年以上)38人。式には、受賞者や来賓ら約200人が出席した。
 米谷会頭は「晴れて受賞された皆さんは、企業の中核を担い、刻々と変化する社会情勢と経済状況の中でも精励、勤務され、地域の産業経済を支え続けた功績に敬意を表する。皆さんを支えてきたご家族にも、御礼を申し上げたい」と式辞。国際情勢や地域経済を取り巻く環境の厳しさにも触れながら、さらなる活躍に期待を込めた。
 新型コロナウイルスの影響が落ち着きを見せる中、式典では4年ぶりに、大船渡サンドパイパースオーケストラ(吉田光也代表)が生演奏を響かせた。ステージ上では、10人前後に対して商議所役員から賞状などを同時に手渡す方式に戻した。
 引き続き、渕上清市長が「職務に精励され、企業の発展に貢献していることは、地域経済はもとより、市の発展に貢献している」と祝辞。昨年、日本商議所会頭表彰を受けた千葉八重子さん(66)=㈱佐賀組=も「企業、地域の発展には、職務に精通した皆さんの貢献が必要。健康に留意しながら末永くご尽力し、道しるべとなってほしい」とエールを送った。
 代表謝辞は、勤続40年以上表彰の田村文利さん(58)=橋爪商事㈱=が務めた。高校卒業後に入社した昭和58年以降の業務や思い出を振り返りながら「取引先、諸先輩方のご指導、同僚、後輩の力添えがあったからこそ。さらなる地域社会の貢献のために、一層の努力を誓う」と述べた。
 終了後、晴れやかな表情で会場を後にした受賞者たちは、屋内外での記念撮影で笑顔を交わした。受賞の節目を喜びながら、今後への意欲も新たにしていた。