〝大谷グローブ〟気仙にも 始業式でお披露目 各小学校 児童らからは喜びの声 (別写真あり)

▲ 大谷選手が寄贈したグローブを手に表情を和らげる吉浜小児童ら

 大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手=奥州市出身=が全国の小学校に贈ったグローブが、気仙3市町の学校にも届き、各校でお披露目されている。受け取った児童らは、「早く使ってみたい」と喜びの声を上げながら、本県出身の世界的スーパースターの偉大さを改めて感じ、グローブを友達と仲良く大切に使っていくことを約束した。(菅野弘大)

 

 大谷選手は昨年11月、自身が契約を結んでいるブランド「ニューバランス」のジュニア用グローブを、全国の小学校約2万校に3個ずつ、計6万個寄贈することを発表。「野球しようぜ!」という力強いメッセージとともに、子どもたちに元気で楽しい日々を過ごしてほしいとの願いを伝えている。
 寄贈されたグローブは、右利き高学年用、同低学年用、左利き用の計3個。打者だけでなく投手としても活躍する大谷選手らしく、球の握りが見えない〝投手仕様〟になっており、捕球する面の小指部分にはサインが刻まれている。
 気仙では、今月11日までに3市町の教育委員会にグローブが届けられた。到着が小学校の冬休み期間だったため、3学期の始業式に合わせ、各校で披露された。
 このうち、大船渡市立吉浜小学校(鎌田慎校長、児童44人)では、18日の始業式でお披露目会が行われた。
 「大谷翔平選手からグローブが届いています」と伝えられると、児童らは「おぉ~」と顔をほころばせた。グローブの説明に続き、「このグローブが私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいる。野球しようぜ」などと書かれた大谷選手のメッセージを紹介した鎌田校長は、「これは飾っておくためのものではなく、皆さんに使ってほしいとプレゼントしてくれたもの。大谷選手の思いとともに、大事に仲良く使って」と呼びかけた。
 その後、6年生の代表児童3人がグローブを受け取り、手にはめてキャッチボールをしたり、じっくりと観賞した。同校では今後、学年ごとに使用日を決めて、休み時間などで活用することとしている。
 岡崎廉さん(5年)は「これから使うのが楽しみ。こんなに大きなことができるのは、大谷選手しかいない」と目を輝かせた。三浦結翔さん(6年)は「いつか大谷選手と同じ舞台に立てるように、野球の練習を頑張りたい」と刺激を受けた様子だった。