気仙の特産品味わって 住田町のケラッセで JAおおふなとフェア 12日まで
令和6年2月1日付 1面


みのるダイニングの「ありすぽーくの蜂蜜ロースト定食」などもメニューに並ぶ
住田町世田米の住民交流拠点施設・まち家世田米駅内にあるレストラン「kerasse(ケラッセ)」(菊地陽介オーナーシェフ)で12日(月・祝)まで、「JAおおふなとフェア」が開かれている。期間中は、JAおおふなと管内の農畜産物を使ったメニューが提供されており、気仙が誇る特産品を存分に味わうことができる。
JAおおふなとフェアは、地域農畜産物をPRしようとJA全農いわてが主導する取り組みで、今年で4年目を迎えた。県内の各農協単位で展開され、それぞれが自慢の特産品をPRするキャンペーンを行っている。
初の開催となるJAおおふなとフェアは、盛岡市にある全農直営飲食店「みのるダイニング」とケラッセで実施。12日までの期間中、ありすぽーくやみちのく清流どり、菌床しいたけ、トマト、イチゴ、小枝柿を使った料理が提供されている。
ケラッセは、平成28年にオープンしたまち家世田米駅内で営業しているレストラン。内部は明治後期に建設された住宅の構造や部材をできる限り当時のまま残し、その古き良きたたずまいを生かし、地元食材を使った料理を味わうことのできるレストランとして町内外からの来客でにぎわう。
フェア期間中は、「ありすぽーくのローストポーク丼」「トマトのマルゲリータ」、気仙産イチゴを使った郷土料理「なべ焼き」に加え、みのるダイニングがフェア中に提供している「ありすぽーくの蜂蜜ロースト定食」と「みちのく清流どりのレモンステーキ」も週替わりでメニューに並ぶ。一方のみのるダイニングでは、ケラッセの「ありすぽーくのローストポーク丼」を提供するなど2店がコラボしている。
菊地オーナーシェフは「この機会に、気仙の特産品を使ったメニューを食べに足を運んでいただければ」と話している。