交流広場に期待続々 デザインワークショップ始動 サン・リア2階への今夏開設を前に(別写真あり)
令和6年2月20日付 7面
大船渡市による初の「交流広場デザインワークショップ」は18日、盛町のサン・リア2階で開かれた。サン・リア内への「こども家庭センター(仮称)」整備に向け、新たな空間に多様な声を反映させようと企画。「こんなものがあったらいいな」といった思いを出し合い、期待を膨らませた。3月23日(土)に2回目を予定している。(佐藤 壮)
ワークショップは整備を予定している2階南側のスペースで開催し、子育て中の住民や小学生、高校生ら約20人が参加。託児スペースも設けられ、子どもたちが自由に過ごす姿を間近で眺めながら進められた。
3グループに分かれ、広場のイメージ図が描かれた模造紙を囲み、自由に議論。「こんな空間だったらいいな」といったアイデアを出し合い、発表の時間も設けて意見を共有した。
幼い子どもたちが過ごし、室内を生かす場とあって「転んでも痛くない床に」「柱を柔らかく」「自由に落書きできる壁に」「壁を生かしたクライミングを」などの希望が寄せられた。
また、親子連れやさまざまな世代が集う空間を想定して「高さの異なるいすを用意してほしい」「身長、体重を計測できるように」「0~3歳ぐらいが安全に遊べる限定スペースを」「父親がおむつ換えをしやすい場所もほしい」といった提案もあった。
さらに、ごみを捨てるスペースでリサイクルの大切さを学べる工夫や、国際交流、勉強の場としての期待も。フリーWi—Fi機能や充電、コインロッカー、カフェ機能に加え、映画企画や子ども服のリサイクルイベントを望む意見もあった。
発表を見守った市子ども課の伊勢徳雄課長は「意見がたくさん出た。少しでも実現できるように努力する。完成した後も見直しを重ね、皆さんの意見を最大限生かしたい」と話し、今後のワークショップ参加にも期待を込めた。
参加した猪川町の小手川知行さん(34)は「子どもの遊び場があった方がいいと思い参加した。みんなで話す雰囲気が楽しかった。新しい広場には、木の温もりがある場所になってほしい」と話していた。
現在、子どもや妊産婦、子育て関連の対応は市役所本庁と保健センターに分かれる中、こども家庭センター事業は一体的な相談支援窓口機能に加え、屋内公園といった交流機能がそろう拠点を設ける。従来の子育て世代包括支援センターと子ども家庭総合支援拠点を統合して相談体制を強化し、子ども関連手続きの窓口一元化と、屋内公園などの交流広場を一体的に整備する。
交流広場の整備場所は、サン・リア2階に先月まで「100円均一ショップ」があったスペースなどで、面積は約260平方㍍。降雨や猛暑など天候にかかわらず親子らが過ごせる室内の遊び場や、交流スペースを設ける。市の中心部にあるサン・リアの立地を生かした活気創出も見据える。今夏の完成を目指している。
次回のワークショップは、3月23日の午前中に予定している。2回目からの新たな参加も歓迎する。問い合わせは市子ども課(℡27・3111内線208)へ。






