住高生と交流深める 津田塾大生が訪問 町との連携協定活動で
令和6年2月20日付 2面
住田町と連携協力に関する包括協定を結ぶ津田塾大学(東京都、高橋裕子学長)の学生が19日、県立住田高校(小山秀司校長)を訪問し、生徒と交流した。住田の課題解決に向けた大学生視点での取り組みを実践する一環で、生徒は学生と交流することで、今後の進路選択などのヒントを得ていた。
津田塾大は、東日本大震災被災地における医療・福祉・介護連携分野の支援をきっかけに、同町との関わりを強めてきた。こうしたつながりを地域活性化や大学教育・研究推進に反映させようと、平成30年2月に同町と包括連携協定を締結した。
これ以降、相互の資源やネットワークなどを活用し、地域社会の課題解決や人材育成を図っていこうと、同大学生が同町を訪問して交流・体験を行っている。
新型コロナウイルスの影響で令和2年度、3年度は現地訪問ができなかったが、4年度は3年ぶりに来町。昨年2月、自治体と地域住民が取り組む地方創生について学び、今後の地域社会について考えようとのプログラムの一環として、住田の地域課題解決に向けた取り組みを町関係者に提案し、以降、学生たちはその実現を目指して活動している。
提案の一つが、高校生向けの「メンター制度」。「メンター」は日本語で「相談者」「助言者」の意味で、町内在住・在学の高校生を対象に、大学生がアドバイスを行う計画を立てていた。
今回の住田高校訪問はその流れで行われたもので、高校生に寄り添い、今後に向けて高校生のニーズをくみ取ってどのような関わり方をしていくかを考えるために、まずはお互いを知るための「交流会」として行われた。
同校を訪問したのは、いずれも総合政策学部の畠山歩さん(3年)、村上鈴乃さん(1年)、花輪風花さん(同)、戸田花恋さん(同)の4人。住田高からは中名生せなさん(3年)、及川桃花さん(2年)、古澤友稀菜さん(1年)の3人が参加した。
自己紹介を兼ねたボードゲームで互いに打ち解けたあとは、一対一で高校生と大学生が会話。高校生が進路や大学生活に関する質問・相談をするなどし、大学生もそれぞれの経験を踏まえながらアドバイス。高校生は積極的に学生に質問し、今後の進路について考えを深めていた。






