爽やかスイーツ 堪能あれ 陸前高田「北限のゆず」使用  セブン―イレブンで限定販売 関係者 認知度向上に期待

▲ 「北限のゆず」を使った「ひとくちチーズケーキ」(㈱セブン&アイ・ホールディングス提供)

 陸前高田市で特産化が進む「北限のゆず」を使用した期間限定スイーツが、北東北のコンビニエンスストア「セブン―イレブン」で販売されている。大手コンビニの商品に自慢のユズが使われ、地元の生産関係者は「認知度が大幅に上がる」「東北の人に食べてもらいたい」と喜んでいる。(高橋 信)

 

 限定商品は▽ひとくちチーズケーキ(税込み270円)▽ゆずショコラ(同280円)▽シフォンケーキ(同248円)──の三つ。
 いずれも2月下旬に販売を開始し、ひとくちチーズケーキは約6週間、岩手、秋田、青森の3県382店舗で展開。残る2品は今年の新作で、ゆずショコラは岩手県内77店舗、シフォンケーキは岩手、宮城両県の220店舗で約3週間テスト販売されている。
 ひとくちチーズケーキは年間を通じて販売しているセブン―イレブンの人気スイーツ。今回はチーズと相性のいいユズの果汁、皮を練り込み、爽やかな風味とチーズの程よい酸味が特徴となっている。
 ゆずショコラはソースやムースなどの4層仕立てで、チョコクランチのザクザク食感がアクセント。シフォンケーキはユズの香りと食感両方を楽しめる。
 気仙産のユズは、生産地の北限とされる。平成25年には、陸前高田市内の農家や障害者支援施設などでつくる「北限のゆず研究会」(佐々木隆志会長)が立ち上がり、ブランド化を推し進めている。
 研究会によると、25年から令和4年までの年間収量は2・1㌧~10・5㌧。5年の収量は約12㌧と、過去最多を更新した。将来的には年間30㌧を目標に掲げており、苗木の植樹、園地拡大にも取り組んでいる。
 佐々木会長は「セブン―イレブンで使用されることは、認知度の大幅な向上につながり、大変ありがたい。一人でも多くの東北の人に手にとってもらい、食べてほしい」と期待。「ブランド化に向け、園地拡大などに力を入れていく」と見据える。