7月に朗希選手応援ツアー 後援会が決める ZOZOマリン(千葉)で観戦 4月から予約受け付け

▲ 佐々木投手の応援バスツアーの日程を決めた役員会

 プロ野球・千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手(22)=陸前高田市出身=の後援会「佐々木朗希選手を応援する会」(伊東孝会長)は25日、高田町の夢アリーナたかたで役員会を開き、佐々木投手の応援バスツアーを実施することを決めた。7月14日(日)に本拠地・ZOZOマリンスタジアム(千葉市)で行われるオリックス戦を観戦する。定員は最大80人で、4月以降、まずは市内の会員に限定して参加者を募る。(髙橋 信)

 

 会合には役員と事務局7人が出席。伊東会長はプロ野球オープン戦の最終戦に登板した佐々木投手の活躍に触れ、「本領を発揮して素晴らしい投球だった。市からも手厚い補助金が交付されることとなった。地元のみんなでさらに応援していこう」とあいさつした。
 議事では応援バスツアーについて協議。事務局は6月から7月までの間で、佐々木投手が登板する可能性が高い日程4案を提示した。地元の子どもたちが観戦できるよう、3連休の中日に当たる7月14日のオリックス戦に決めた。
 試合は午後5時開始。現段階で想定している行程は当日午前8時に陸前高田を出発し、大型バス1~2台で現地に向かう。試合観戦後、周辺のホテルに宿泊し、15日午前10時に現地をたつ。
 参加料はホテル宿泊代とチケット代で、1人2万円程度を見込む。バス代は市からの補助金を充てる。今後、旅行会社などと手続きを進め、金額を確定する。
 4月中に会員向けにツアーの案内はがきを発送する。「市出身の佐々木選手を地元から応援しよう」との趣旨で企画したため、参加対象を市内在住者に絞って1次募集する。
 申し込みは4月以降、夢アリーナたかたで直接受け付ける。親子での参加を奨励し、子どもは小学生以上のジュニア会員を対象とする。申し込みは原則1組につき2人まで。
 応援する会は、本人公認の後援会組織。佐々木投手にゆかりのある市民有志が中心となり、令和4年3月に発足した。
 年会費は15歳以上の一般会員が1000円、6〜14歳のジュニア会員が500円。
 応援する会は随時、会員を募集している。問い合わせは、夢アリーナたかた内の事務局(メールrokifanclub@gmail.com)へ。