競技振興の誓い新た 市卓球協会70 周年記念式典 杉本さん(元世界王者)もスピーチ(別写真あり)

▲ 創立70周年の節目を祝った記念式典

スピーチを行う杉本さん

 大船渡市卓球協会(新沼興隆会長)の創立70周年記念式典・祝賀会は3月30日夜、大船渡町の大船渡プラザホテルで開かれた。出席した関係者らが、組織の歴史を振り返るとともに、今後のさらなる競技振興を誓いながら、節目を祝い合った。
 式典には、関係者ら約80人が出席。冒頭、あいさつに立った新沼会長は、70年の歩みの中で、同市を会場に開かれた国際大会や東日本大震災の記憶を振り返りながら「幾多の支援に感謝し、先人が果たしてきた数々の業績と熱き思いを胸に刻み、さらに協会を発展させていかなければならないという決意を新たにしている。今後とも変わらぬご支援をお願い申し上げる」と呼びかけた。
 続いて、長年協会の事業運営に尽力、発展に貢献があった同市の㈱アマタケ(甘竹秀企代表取締役)と㈱東海新報社(鈴木英里代表取締役)に感謝状を贈呈。渕上清市長、小野豊県卓球協会長、鈴木利男市スポーツ協会長がそれぞれ祝辞を述べた。
 県卓球協会、市卓球協会名誉会長の甘竹秀雄氏の音頭で乾杯後、祝宴に入り、出席者らが思い出を語り合った。
 小松伸也教育長、日本卓球㈱の市原知郷副社長に続き、昭和44年の世界卓球選手権ミュンヘン大会混合ダブルスチャンピオンの杉本(旧姓・今野)安子さん(73)=大船渡市猪川町出身=が、10歳から13年間の現役生活に思いをはせながら「私が4歳の頃に創立され、脈々と活動されてきたことにお祝い申し上げる。皆さまのさらなる発展、活躍を願っている」とスピーチ。会場では思い出のスライドショーも披露され、数々の輝かしい大会成績と協会の誇るべき歩みを観賞した関係者らが、今後の活動に向けて気持ちを新たにした。
 同協会は昭和28年に創立。幅広い年代で県制覇を果たしたほか、競技を通じた国際交流、有名選手を招いての講習会など、多彩に活動を展開してきた。
 平成23年の東日本大震災では、活動拠点の市民体育館が被災し、卓球台などの備品も被害を受けたが、関係者らの懸命な復旧作業や世界、全国各地から物心両面の支援を受け、現在まで活動を続けている。