三陸花火チケット販売中 アバッセたかたで 28日打ち上げ
令和6年4月5日付 7面

陸前高田市の三陸花火競技大会実行委(浅間勝洋委員長)は、高田町の商業施設「アバッセたかた」で、28日(日)に催す三陸花火大会の観覧チケットを販売している。市民向けには4000円引きの1000円で販売する「地元割」を行っており、関係者が利用を呼びかけている。
市民は4000円引きに
実行委は当日、ワイドなミュージックスターマインを真正面から観覧できる高田松原運動公園内に有料席を設置する。無料観覧席は設けておらず、チケットの購入を求めている。
アバッセたかた専門店街インフォメーションで販売しているのは「エリアB自由席」。料金は5000円で、小学生から大学生までは1000円引きの4000円としている。学生証などの提示が必要。
地元割は「花火を最も楽しめる会場で市民に見てもらおう」と実施しているサービス。運転免許証や保険証など住所が記載された書類の提示が必要。同居家族など複数人のチケットを購入する場合は、全員分の証明書の提示を求める。
エリアB自由席以外のチケットは、大会公式ホームページで販売している。
同運動公園は28日正午に開場。日中は伝統芸能ステージが繰り広げられるほか、地域特産品を使った飲食ブースも開設する。
花火は午後7時から同8時30分までの間に、1万発以上が打ち上げられる予定。最先端の音楽と組み合わせたミュージックスターマインを中心に、エンターテインメント性の高い花火ショーが繰り広げられる。
陸前高田商工会青年部は同日、アバッセたかた駐車場で飲食などの販売を行う。時間は正午から午後9時まで。
実行委は陸前高田市の個人・団体など有志で構成。「三陸から元気と笑顔を届けよう」と、令和2年秋にプレ大会を開き、以降、春に三陸花火大会、秋に競技大会を開催している。
昨年の競技大会は10月8日に開かれ、高田松原運動公園には過去最多の約1万3000人が来場した。今年の花火競技大会は10月13日(日)に同公園で開かれる。秋は競技部門が加わり、全国から集まった花火会社、花火師が腕を競い合う。
問い合わせは、実行委事務局(℡050・5526・3851)へ。対応時間は午前10時~午後5時(土・日曜日、祝日含む)。