春の高校野球県大会/26校の組み合わせ決定 初日に大船渡が登場 高田は2回戦から 17日開幕

 第71回春季東北地区高校野球県大会は17日(金)、盛岡、花巻両市の2会場で開幕する。10日に盛岡市の盛岡工業高校で組み合わせ抽選会が開かれ、別掲の通り決まった。気仙勢は、大会初日の1回戦で大船渡が盛岡第四と対戦。シードに入った高田は4日目の20日(月)に盛岡第一─盛岡工業の勝者と顔を合わせる。
 同大会には、県内5地区の予選を勝ち抜いた26校が出場。春の県一と、上位2チームに与えられる東北大会(6月14~18日、宮城県)への出場権をかけ、トーナメント戦を展開する。
 日程は、5月17~22日(水)、25日(土)、26日(日)の計7日間(雨天順延)で、計26試合を行う。1回戦から準々決勝までは盛岡市のきたぎんボールパークと花巻市の花巻球場、準決勝、決勝、3位決定戦は宮古市の宮古運動公園野球場(東北ヒロセ野球場)で実施する。
 気仙勢は、沿岸地区第1代表の高田と、予選の敗者復活戦を勝ち上がった大船渡の2チームが出場し、上位進出を目指す。
 17日は、大船渡が花巻球場第1試合(午前10時)で盛岡第四、20日は高田が同球場第2試合(午後0時30分)の2回戦で盛岡第一─盛岡工業の勝者とそれぞれ対戦する。
 県高野連では、今春の地区予選から、各球場の場内アナウンスで選手やベンチ、応援席などの様子を撮影した写真、動画のSNS投稿を控えるよう呼びかけ。試合を観戦する観客のマナー順守が求められる。
 各日の入場料は一般600円、高校生以下無料。