「3年目」もっと盛大に 水遊びイベント・ウオータースプラッシュ 大船渡JC 8月13日に夢海公園で開催

▲ 開催を周知するJCメンバー

 大船渡青年会議所(大船渡JC、鎌田俊理事長)は、8月13日(火)に大船渡市大船渡町の夢海公園で子どもたち向けの水遊びイベント「ウオータースプラッシュ」を開催する。3年目の今年は、年代別で安全に遊べるようプール設置数を増やすほか、〝ぬれる〟企画も充実させる方針。すでに運営を支える高校生らのボランティアは定員に達しており、昨年以上の盛り上がりを目指す。(佐藤 壮)

 

 大船渡JCによる子どもたちを対象とした水遊びイベントは「子どもたちが大船渡に誇りを持ってほしい」「市外・県外から大船渡に来る機会をつくり、魅力を感じてほしい」といった狙いから企画。

 一昨年は約1000人、昨年は約2000人が訪れた。みなとオアシスおおふなと運営協議会や㈱キャッセン大船渡、市が後援する。
 会場には、プールやトランポリンに加え「ウオーターホイール」「キッズボート」などを用意。毎年人気を集める「水でっぽうサバイバルゲーム」も計画している。

 プールは約150平方㍍と50平方㍍の2種類を用意し、安全を確保しながら、年代別に遊べるよう配慮。動物と触れ合う「まちなか動物園」やキッチンカーの出店も計画しているほか、ステージを会場中央部分に設けることで、出演者と来場者が一体となって楽しめる空間を演出する。

昨年は約2000人が来場し、活気を呼び込んだ

 今年は「スプラッシュタイム」として、会場全体に水をまく企画もあり、着替えの持参を呼びかける。更衣室となるスペースも設ける。
 各コーナーでは毎年、高校生ボランティアが子どもたちと触れ合いながら運営を支えた。今年はすでに申し込みが60人程度に達し、進学で地元を離れている〝リピーター〟の応募もあったという。
 JC内に組織されたHERO開発育成委員会の島貫真行委員長(35)は「交流人口の拡大や魅力発信につながれば。会場の夢海公園周辺には買い物や飲食ができる店舗も多く、まち全体の潤いにも貢献したい」と話す。
 開催時間は午前10時~午後4時。入場料は3歳~中学生が1000円で、高校生~大人は500円。小雨決行で、荒天時の予備日は14日(水)としている。