感謝込め催し多彩に サン・リアで39周年誕生祭 屋上にも歓声広がる きょうまで(別写真あり)
令和6年11月17日付 8面


屋上に多くの親子連れが詰めかけた
大船渡市盛町のサン・リアショッピングセンターでは、17日まで「39周年誕生祭」として、多彩な催しを繰り広げている。屋上では約60種類の動物と触れ合えるコーナーが設けられ、多くの親子連れでにぎわいが広がった。施設内の店舗でも39年にちなみ感謝を込めた商品割り引きなどを企画し、活気を呼び込んでいる。
サン・リアは協同組合南三陸ショッピングセンター(佐藤英克理事長)が運営し、昭和60年11月22日に開店。毎年11月に周年イベントを開催しているが、今年は「39」と「サンキュー」をかけ、来店客や地域住民に感謝の思いを広く発信する企画を練ってきた。
誕生祭は15日にスタート。さわやかな秋晴れに恵まれた16日は、普段は駐車場となっている屋上の一画で㈱アニマルプロダクションRicky(盛岡市、佐々木貴博社長)による「ふれあい動物園アニマルワンダーランド」が開設され、手で触れたり抱き上げることができる小動物や昆虫計60種類150匹が歓迎した。
楽しみにしていた親子らが列をつくり、お目当ての動物に近づくと笑顔を見せた。大船渡小の佐藤慶治さん(4年)は「ネコがふわふわしていてかわいかった。サン・リアはよく来るので、もっとこういったイベントが増えてほしい」と話していた。
運営にあたった同社スタッフの佐々木優奈さん(21)は「沿岸で開催する機会は少なく、開放感がある屋上でのびのびとできる良さがある。気軽に来てもらえれば」と期待を込めた。
17日も午前10時~午後4時に開催し、入場料は1人500円。屋上では「わくわく屋台」として軽食販売や射的、遊具の各コーナーも設ける。
誕生祭の一環で、各店舗では「商品2割引」「3900円以上購入で新米3・9合プレゼント」「3900円均一」といった売り出しを展開。キッチンカーによる販売も行われている。
1階いこいの広場では、同日午前10時からサン・リア主催の「赤ちゃんハイハイレース」を開催。すでに事前予約分は締め切ったが、11時の部に「当日枠」を設ける。また、午後2時からは小学生までを対象に5000円分商品券やぬいぐるみなど「あたり券」が付いた餅まき大会も予定している。問い合わせはサン・リア(℡26・3939)へ。