一足早くクリスマス演出 JR盛駅にツリー設置 盛こども園年中児が装飾(別写真あり)
令和6年11月27日付 1面

大船渡市盛町のJR盛駅(近江一洋駅長)で26日、待合室に置くクリスマスツリーの飾り付けと点灯式が行われた。地元の盛こども園(久保田ユウ子園長、園児108人)の年中児15人が手製のきらびやかな飾りでツリーを彩り、クリスマスを迎える準備を整えた。
同駅待合室へのクリスマスツリー設置は、BRTや駅の利用促進を狙いに、平成25年からスタート。同30年から地元園児が飾り付けと点灯を行っており、この日は園児と園職員、盛駅や市の職員が参加した。
園児らは、台座を含めた高さ約2・7㍍のツリーに、サンタクロースやトナカイを模した飾りのほか、かわいらしくデコレーションした自作のリースを次々につるしていった。職員らの力を借りながら高いところにも飾り付け、色鮮やかなオリジナルのツリーが完成。応援に駆けつけた市のキャラクター・おおふなトンと秋刀魚武士(さんまぶっしー)も見守る中で点灯ボタンを押すと、天井やツリーに設置された電飾がともり、園児らは歓声を上げながら笑顔で眺めた。
近江駅長は「皆さんのおかげですてきなツリーができた。ありがとうございます」と園児らに感謝を伝えた。
高橋禅ちゃん(5)と木下倖佐ちゃん(5)は「かわいいツリーができた」「きれいに飾れた」と満足げな表情を見せながら、「サンタさんにプレゼントをもらうのが楽しみ」とクリスマスに向けて胸を弾ませていた。
クリスマスツリーは12月25日(水)まで設置。点灯時間は午前9時~午後9時。