充実の体験振り返る 中高生5人 海外派遣の報告会
令和7年2月16日付 6面
住田町などによる令和6年度の中学生、住田高校生の海外派遣事業報告会は14日夜、町役場で開かれた。中高生5人が、米サンディエゴで現地学校の生徒やホストファミリーとの交流など異文化体験について発表し、充実した海外での生活を振り返った。
中学生海外派遣事業は、町内の中学生に海外での交流や異文化体験などの研修機会を与え、グローバルな視野を持った国際性豊かな人材を育成しようと、平成26年度から実施。主催は町教育委員会で、実行委(委員長・松高正俊教育長)が実施主体となっている。
一方、住田高校の海外派遣研修は、生徒が外国の文化や生活などの体験を通して国際的な視野を広め、特色ある学校づくりに生かそうと平成7年度から展開。同校教育振興会を事業主体として町の助成を受けて行っている。
本年度は、中高生徒同士の交流、派遣の効率化を図ろうと合同で実施。住田中の小野一花さん(2年)、大村宙見さん(同)、菊池真由さん(同)、住田高の古澤友稀菜さん(2年)、金野恵人さん(1年)の5人が参加し、1月9日から17日までの9日間の日程でサンディエゴを訪問。現地学校の日本語クラスへの参加、ホストファミリーとの交流などにより、米国文化を体験した。
報告会には、生徒や保護者、町教委、学校長ら合わせて約10人が出席。はじめに松高教育長が「文化、学校、生活などの体験は貴重な経験になったと思う。これからの人生に生かしてほしい」とあいさつし、成長に期待を込めた。
引率した町教委主任の美野マークさん、町教育コーディネーターの國廣朱音さんの報告に続き、生徒がそれぞれ感想を発表。「貴重な経験をこれからの人生に生かしたい」「文化の違いを肌で感じることができた」「もっといろんな国に行ってみたいと強く思うようになった」「考え方の視野が広がった。より多様な意見を取り入れられるようになった」など、異文化を体験することで生まれた思いや考えについて、一人一人が語った。
学校関係者や保護者は、充実した表情で発表する生徒の姿から、確かな成長を感じとっていた。






