歌謡ショーにカラオケも 「初さんまうにアワビ帆立かきホヤわかめ祭」 8月31日に下蛸ノ浦漁港で開催

▲ 13回目を迎える「初さんま祭」のポスターが完成

 8月31日(日)に大船渡市赤崎町の下蛸ノ浦漁港で「大船渡市初さんまうにアワビ帆立かきホヤわかめ祭」を開催する未来蛸ノ浦実行委員会(鎌田和昭会長)は今月2日、町内で第2回会議を開催した。観覧席収益を大規模林野火災の支援に充てるチャリティー歌謡ショーに加え、カラオケ大会開催や生さんまの販売場所など、昨年からの変更点を確認。案内ポスターが完成し、今後準備が本格化する中、関係者は成功を誓い合った。
 会議には実行委メンバーや関係団体の関係者ら10人余りが出席。催事内容などを確認した。
 当日は午前7時45分から鹿踊りの披露があり、開会式後のステージでは同8時45分から「さすけ会」による踊りでオープニングを飾る。午前9時35分からのカラオケ大会には、すでに20人以上の申し込みがある。特別審査員は、作曲家の岡千秋さん、作詞家の青山るみさん、歌手の宮路オサムさんが務め、上位10人に「豪華賞品詰め合わせ」を贈呈する。
 正午からは、チャリティー歌謡ショーを開催。50音順に、青戸健さん、青砥幸雄さん、岩本公水さん、岡千秋さん、菊池秀樹さん、北野まち子さん、小嶌美智子さん、佐々木麻衣さん、須賀亮雄さん、鶴田ジェイさん、天竜大さん、永井裕子さん、ハッピーマウスKAZUさん(腹話術)、濱守栄子さん、真木ことみさん、美月優さん、宮路オサムさんの出演を見込む。歌手との写真撮影など、交流の場も設ける方針。午後3時10分から閉会式を予定している。
 歌謡チャリティー席は、1席2000円で販売。大船渡町の海の幸ふるまいセンター、大船渡総合運輸、赤崎町の鎌田水産などで取り扱う。
 毎年行列が生まれる「生さんま」の販売場所は、防潮堤よりも海側に設け、広場内で買い物や各種イベントを楽しめるよう会場配置にも工夫を凝らす方針。昨年と同様、炭火焼きサンマ8000匹の無償提供や、豊富な浜の幸の販売などを通じて活気創出を描く。
 会議の場で鎌田会長は「かなり楽しくやりたい」と述べ、例年よりも早めに着手する運営準備などに協力を求めた。
 当日は、近隣の岸壁を中心に1500台分の駐車場を確保する。問い合わせは、同実行委事務局(鎌田水産内、℡27・8470)へ。