10月25、26日に開催 市産業まつり アバッセ、まちなか広場周辺で

▲ 本年度は10月25日、26日に開催されることが決まった産業まつり(昨年)

 本年度の陸前高田市産業まつりが、10月25日(土)、26日(日)に高田町の商業施設「アバッセたかた」やまちなか広場周辺で開催されることが決まった。同市の秋の目玉行事で、昨年度と同様の多彩な催しを展開し、産業振興につなげる。
 主催する実行委(会長・佐々木拓市長)が、3日に市役所で総会を開き、本年度の開催要項を決めた。
 開催要項によると、時間は2日間とも午前9時~午後3時。例年通り農業、林業、水産業、商業の産業ごとに展示即売を行う。
 例年通り餅まきやステージイベントを実施する予定。東日本大震災後交流を続ける友好都市の名古屋市(愛知県)、武雄市(佐賀県)、松阪市(三重県)のブースも設けられる。
 産業まつりは、市内1~3次産業に関係する団体・企業などが集まり、地域経済を盛り上げるイベント。震災発生年の平成23年は開催できなかったものの、24年に高田町の高田第一中仮設グラウンドで再開した。令和2、3年度は新型コロナウイルス禍の影響で中止し、4年度に3年ぶりに開催した。
 昨年度は11月上旬に2日間の日程で実施。アバッセたかた、まちなか広場周辺を会場とし、82業者・団体が出店した。実行委によると、来場者数は1日目約2000人、2日目約8000人の計約1万人(前年度比1000人減)だった。
 7年度の実行委役員は次の通り。
 ▽会長=佐々木拓(市長)
 ▽副会長=伊東孝(陸前高田商工会会長)
 ▽監事=菅野賀一(市森林組合組合長)熊谷正文(市観光物産協会会長)