小太鼓で「夏」盛り上げよう! 道中踊り生演奏練習開始 小中学生も積極参加(別写真あり)
令和7年7月5日付 7面

8月2日(土)の三陸・大船渡夏まつり市民道中踊りに向け、生演奏練習が今月3日夜から本格化した。小中学生らがバチを握り、早くも一体感あるリズムを響かせた。今後も週2回ペースで練習を継続し、小太鼓参加者を随時受け付ける。(佐藤 壮)
参加者随時募集
道中踊りは例年『気仙甚句囃子』と『おおふなと椿音頭』に合わせて行われる。『気仙甚句囃子』では、市民有志による笛や太鼓、三味線による生演奏が繰り広げられる。
小太鼓練習には、小中学生ら約10人が参加し、例年よりも初めて申し込む子どもたちが多いという。毎年指導する三浦和士さん(73)=猪川町=とともにバチを握った。
「手首をやわらかく」「気持ちを一つにして、みんなで一つの音を出すイメージで」といったアドバイスを受け、リズムを一通り学んだ。窓ガラスに映る自らの姿勢も確認しながら、小気味よい音色を響かせた。
今年初めて参加する第一中学校の岡﨑海咲さん(3年)は「友達と一緒に参加しようと思った。みんなの音がそろうとうれしい。何とかやれそうな感じがする」と話し、笑顔を見せた。
会議所内では、笛の演奏練習も行われた。太鼓のリズムが重なる時間もあり、早くも祭りムードが広がった。
道中踊りは、中心市街地を通る県道丸森権現堂線などでの開催となる。開催時間は午後6時15分~同7時15分。今年は、昨年を上回る1000人以上の参加が見込まれる
小太鼓演奏は本番まで随時、参加を受け付ける。次回の練習会は7日(月)午後7時から同商議所で。見学だけや、途中の入退場も可能。問い合わせは同実行委(商議所内、℡26・2141)へ。