夏の高校野球県大会/高田が2回戦進出 釜石商工に3―1 きょう、大船渡が登場(別写真あり)

▲ 【高田─釜石商工】初回、3番・村上の適時三塁打で走者・菊池が生還して先制

 第107回全国高校野球選手権岩手県大会は11日、盛岡市のきたぎんボールパークと花巻市の花巻球場で1回戦5試合が行われた。気仙勢は、高田が釜石商工に3─1で勝利し、2回戦に駒を進めた。12日は、花巻球場第1試合(午前10時)で大船渡が一関高専と対戦する。
 夏の甲子園へとつながる大会。県内の連合を含む58校52チームが出場し、24日(木)までの13日間、トーナメントで熱戦を繰り広げている。
 高田は、同パーク第3試合で釜石商工と顔を合わせた。先攻の高田は初回、1死から2番・菊池が四球を選んで出塁すると、3番・村上の適時三塁打で先制に成功。このあと、2死三塁の場面で5番・大和田の内野ゴロが敵失となり1点を追加し、2─0と好調な滑り出しを切った。
 2点のリードを保ったまま迎えた五回には、先頭の2番・菊池が敵失で出塁後、3番・村上の二塁打で無死二、三塁と好機をつくり、1死から5番・大和田の中前適時打で1点を加え、差を3点に広げた。
 先発の黄川田は八回まで散発3安打、無失点と相手打線を封じた。九回に2死三塁から適時打を浴びて1点を返されたが、要所を締める投球で逃げ切り、3─1で勝利した。
 高田は14日(月)、花巻球場第3試合(午後2時20分)で盛岡農業と対戦する。
 ▽1回戦
高  田
200010000|3
000000001|1
釜石商工
 (高)黄川田─清水
 (釜)小川、川崎、堀内─柴田
 ⚾️三塁打=村上(高)
 ⚾️二塁打=村上(高)