「このまちを次世代へ」 職員に向け訓示 神田町長が3期目初登庁
令和7年8月6日付 1面
7月15日告示の住田町長選挙で無投票3選を果たした神田謙一町長(66)=下有住=が5日、3期目スタートを迎え、役場に初登庁した。職員訓示で神田町長は、本年度スタートした新たな総合計画の推進へと意欲をみせ、職員一丸となっての町政運営、次世代へつなぐまちづくりへの決意を新たにした。
この日、多くの職員に迎えられた神田町長は、大きな拍手に包まれながら庁舎へと足を踏み入れた。
午前9時から、役場町民ホールで職員約40人を前に訓示。神田町長ははじめに、「3期目のスタートにあたり、町民の皆さんに、このスタートの位置に立たせていただいたことに感謝したい」と述べ、木工団地2事業体の問題や新型コロナウイルス感染症、高止まりが続く公債費への対応など、2期8年を振り返った。
そのうえで、3期目の町政運営にあたっては「本年度から新たな総合計画がスタートしている。選挙は無投票だったが、町民の皆さんには、この総合計画を着実に推進すると話をさせていただいた。医・食・住の充実に『地域経営』を加えた4本の政策軸を持って、次世代の若者たちにこの住田をつないでいく。そのための総合計画を着実に履行する」と決意を語った。
職員に対しては、「全体の奉仕者とは何か。日々の仕事に対しておのおのがどのように意識していくか、もう一度、胸に手を当てて考えてほしい。業務は多忙だが、仕事は自分のペースで行うのではなく、世の中の変化に遅れることなく、できれば前倒しという気持ちで臨んでいただきたい」と語りかけた。
さらに、「世界情勢は不透明で先が見通せない時代だからこそ、行政の力が重要。それぞれの自治体において、職員の意識の高さが自治体の将来を左右する」と説いたうえで、「もう一度、自分の立ち位置、行政の仕事、各部署の課題について、総合計画を軸に見直しを。総合計画は5カ年だが、5年目は次の計画作成の年になる。計画を4年で完結するという意識の中で仕事に取り組み、みんなで達成感を分かち合う、そういう組織、役場にしていきたい。この住田を若い世代につないでいこう」と力を込めた。






