多くのライダーで活気 種山で「バイクミーティング」(別写真あり)
令和7年8月31日付 8面

住田町の種山ヶ原森林公園内にある遊林ランド種山で30日、「種山バイクミーティングIN遊林ランド種山」(バイクの駅大船渡主催)が開催された。県内外から多くのライダーが集い、互いに交流を深めるとともに住田の自然も満喫。施設内に設けられた同町のPRブースでは、観光誘客につなげようと町職員が地域の魅力を発信した。
「バイクの駅大船渡」は、軽自動車専門店などを展開する㈲セットアップ(佐藤恵司代表取締役)が一昨年夏、大船渡町のキャッセンエリアでの新店舗整備に合わせて隣接地に開設した。
種山でのバイクミーティングは、内陸、沿岸どちらからも峠道をはじめ絶景のワインディングルートを楽しめる種山の立地を生かし、地元内外のライダーの交流促進や住田町の魅力PR、利用頻度の少ない遊林ランドの利活用などを狙いに企画。同町内でのバイクミーティングイベントは初となった。
この日は、遊林ランド駐車場に県内外から集まった約200台のバイクが並んだ。会場では焼きそばが振る舞われたほか、軽食も販売した。
施設内には住田町のブースが設けられ、観光ガイドブックなど各種パンフレットを並べるなどしながら、町職員が同町をPR。バイクの駅大船渡や町では、バイクミーティングをきっかけとした観光リピーターの獲得による、持続的な誘客にもつなげようと来場者へ積極的に魅力を発信していた。
先着100人限定のオリジナルステッカープレゼントはイベント開始から1時間ほどでなくなるなど会場は盛況となり、ライダー同士も親睦・交流を深めた。 今回のバイクミーティングと、10月26日(日)午前9時30分〜午後3時にキャッセン大船渡フードヴィレッジと大船渡駅前ロータリーで予定している「バイクの駅 大船渡ミーティング2025」をいずれも〝制覇〟すると、記念グッズがもらえるスタンプラリーも展開。詳細はバイクの駅大船渡のInstagram(別掲QRコード)で確認できる。
宮城県栗原市から三陸沿岸道路を経由して訪れた佐藤祐さん(44)は、「スタッフを含めて、すごくいい雰囲気のイベントだと思う。ここに来る道も走りやすく、川沿いは気持ちがよかった。10月のイベントにも来てみたい」と話し、イベント後は住田町内を巡った。