住田の味、楽しんで 11月30日まで展開 あす「からあげ大作戦」開始
令和7年10月3日付 6面

住田町産の鶏肉・豚肉を使用したから揚げ料理を提供することで地域の特産食材をPRしようと、同町観光協会(佐々木慶逸会長)が企画する「住田からあげ大作戦R7」は、4日(土)にスタートする。令和2年度から始まった取り組みの第7弾となるもので、期間は11月30日(日)まで。今年は、町制70周年を記念した景品も用意しており、から揚げを通じて、住田を広く発信する。
からあげ大作戦は、期間中に参加店舗でから揚げ料理1食を注文するごとにシール(応募券)1枚が配布され、A~Dコースごとの規定枚数を集めて応募すると、抽選で各種プレゼントが当たるキャンペーン。
今年も町内10店舗が参加。プレゼントは、Aコースがシール4枚で「すみっこエコバッグ」(100人)、Bコースが8枚で「すみっこセット(ビスコッティとエコバッグ)」(20人)、Cコースが16枚で3000円分のイーガストすみた商品券とエコバッグ(10人)、Dコースが24枚で5000円相当の町特産品詰め合わせとエコバッグ(5人)。期間中の11月22日(土)~30日は、「ブラックフライデー」として、配布シールが2倍となる。在住地域を問わず応募できる。
今回は町制施行70周年を記念し、期間中に加盟店で1食注文するごとに、町PRキャラ「すみっこ」のペーパークリップをプレゼントする。カラーはホワイト、イエローの2種類で、ホワイトは今月4日から、イエローは11月22日からの配布。両色とも、加盟店1店舗につき20個限定となる。
町観光協会の佐々木康行事務局長は「70周年を記念し、特別で〝激アゲ〟な企画も用意しているので、多くの方に参加してもらえれば」と話している。
2年度のからあげ大作戦第1弾は、参加店舗でから揚げを注文するともらえるアンケート用紙に回答して投かんすることで抽選で町特産品が当たる取り組みで、同年に行われた第2弾はこれをスタンプラリー形式で展開。町内各店舗が趣向を凝らしたから揚げ料理を用意した結果、第1弾、第2弾合わせて6000食以上のから揚げ料理が提供された。
3年度の第3弾は、新型コロナウイルスの影響で同町の夏まつりも中止となる中、「夏を楽しむイベントを」との思いから企画し、総実食数は7000を超えた。
第4弾は4年10月末、「すみた産業まつり」に合わせてスタートさせ、12月末までの期間での実食数は約3700食に。第5弾の6年は総実食数3600食、第6弾の昨年は同3800食を超えており、町産食材のPRに一定の成果をみせている。
第7弾の参加店舗は次の通り。
問い合わせは、町役場内の同協会(℡46・2111)まで。
▽道の駅種山ヶ原ぽらん▽農家レストランShizu▽寿美多うおまさ▽イーガストすみた▽ホテルグリーンベル高勘▽松嶋家▽kerasse▽千葉魚店▽古鏡▽Andante