市政功労者に4氏 各分野での功績たたえ 表彰式は11月7日に

 大船渡市は9日、令和7年度の市政功労者を発表した。表彰されるのは地方自治、教育、産業、民生の4分野で長年にわたり各種活動、職務に尽力した4氏。表彰式は、11月7日(金)午前11時から大船渡町の大船渡プラザホテルで開かれる。
 市政功労者表彰は、市政の振興や公共福祉の増進に尽くし、その功績が極めて顕著と認められる人をたたえるもの。市表彰条例に基づいて選定し、毎年秋に行っている。
 本年度は地方自治功労で元行政連絡員の大泉辰紀氏(85)=大船渡町、教育功労(文化功労)で前市郷土芸能協会会長の平山徹氏(80)=同、産業功労で大船渡商工会議所副会頭の細川廣行氏(74)=末崎町、民生功労(防犯功労)で元市防犯協会連合会防犯隊支隊長の及川一司氏(77)=三陸町越喜来=が選ばれた。
 各氏の功績内容は次の通り。
 【地方自治功労】
 ▽大泉辰紀(おおいずみ・たつのり)=平成21年から16年間、大船渡町地ノ森一区地区行政連絡員を務め、円滑な行政事務の運営に貢献。大船渡町字地ノ森26番地24
 【教育功労】
 ▽平山徹(ひらやま・とおる)=平成24年から13年間、市郷土芸能協会長として郷土芸能の伝承・指導・育成に尽力し、地域の伝統文化の継承と振興に貢献。大船渡町字台13番地17
 【産業功労】
 ▽細川廣行(ほそかわ・ひろゆき)=令和元年から大船渡商工会議所副会頭を務めるなど地域活性化に尽力し、産業・経済の発展に貢献。末崎町字高清水52番地1
 【民生功労】
 ▽及川一司(おいかわ・かずし)=平成17年から18年間、市防犯協会連合会防犯隊支隊長を務めるなど防犯推進や青少年の健全育成に貢献。三陸町越喜来字大平99番地3