6周年の感謝を込め 道の駅高田松原 22~24日にイベント

▲ 特別価格で販売する自慢の商品を手にする及川駅長

 陸前高田市気仙町の道の駅高田松原(及川哲兵駅長)は22日(土)から24日(月)まで、営業再開6周年を記念する感謝祭を開く。道の駅内の飲食店やカフェの一部メニューを3日間限定の特価で提供する。道の駅オリジナル商品などもセール価格で販売し、地元住民らに日頃の感謝を伝える。
 飲食店「たかたのごはん」は、ともに10月からメニュー化した「カキフライ食べ比べ定食」(通常価格1500円)を税込み1000円で、「くまホル味噌うどん」(同1000円)を同600円の特別価格で提供する。
 食べ比べ定食は、地元の広田湾産と広島県産のカキフライ2種類がメイン。味噌うどんは、陸前高田のソウルフード「くまがいホルモン」と地元の老舗醸造店・小島麹店のみそを使った道の駅おすすめの冬季限定メニューで、お手頃価格で堪能できる。
 カフェ「すなば珈琲(コーヒー)高田松原店」では各日先着100人限定で、ミルクソフト(通常価格430円)、珈琲ソフト(同530円)、珈琲牛乳ソフト(同)をいずれも税込み100円で味わえる。
 物産エリアでは道の駅オリジナルの冷凍食品のカレールーをはじめ、さまざまな土産品、海産物などをお得な価格で販売する。
 23日(日・祝)は、道の駅に出店している農事組合法人採れたてランド高田松原の30周年創業祭が、同道の駅西側の大屋根休憩スペースで開かれる。特別価格の新米販売やリンゴ・野菜の詰め放題、餅まきなどを行い、郷土芸能のステージも設ける。
 タピック45の名称で親しまれた旧道の駅は、東日本大震災で全壊。高田松原津波復興祈念公園内に再建され、令和元年9月にオープンした。三陸観光のゲートウェイ(玄関口)として観光客らが連日訪れており、本年度は8月の月間来店者数が営業再開後初めて10万人を突破。累計の来店者数は10月末現在で361万人に達した。
 及川駅長は「地域の方々に支えられて6周年を迎えられた。その感謝を伝えるため、ぜひ気仙の方々に来てもらいたい」とPRする。
 感謝祭の時間は、各日午前9時~午後5時。問い合わせは、同道の駅(℡22・8411)へ。