朗希投手の飛躍後押しへ 「応援のぼり旗」300社に 市が配布 8日からサポ登録受付

▲ 大船渡市が製作した「応援のぼり旗」。来月中旬に市内300社への配布を計画

 大船渡市は、大船渡アスリート応援団事業の一環で製作したドジャースの佐々木朗希投手を応援する「のぼり旗」を、市内の事業所300社に無料で配布する。大船渡アスリート応援サポーターへの新規登録が条件。今月8日(月)から受け付け、来月中旬の配布を計画している。
 同応援団は市と市スポーツ協会、大船渡商工会議所、市観光物産協会、首都圏さんりく大船渡人会の5団体で構成。本市にゆかりのあるアスリートの活躍を願って応援し、プレーなどからの感動に対する感謝の気持ちを表そうと活動している。
 のぼり旗製作は、メジャーリーグでの活躍を後押しするとともに、交流人口の増加を見据えたもの。同市が実施主体となり、財源には企業版ふるさと納税「大船渡アスリート応援団事業」を活用した。
 大きさは幅60㌢、縦180㌢。佐々木投手が高校時代まで過ごした大船渡市と陸前高田市の両市が一体となってエールを送るため、陸前高田市の「佐々木朗希選手を応援する会」と連携し、デザインを統一している。
 これまでは、公共施設や商業施設、宿泊・温泉施設、大船渡アスリート応援団構成団体に配った。ワールドシリーズにおける佐々木投手の活躍をたたえるとともに、応援サポーターの登録を促進しようと、のぼり旗を追加で製作し、広く配布する。
 8日午前9時から、市ホームページの専用フォームで受け付ける。店舗や飲食店、宿泊施設、企業、工場など産業形態は問わず、先着順とし、デザインされたのぼり旗とポールを配布する。
 今月中旬以降、順次申請者には大船渡アスリート応援サポーター登録と配布会日程などを通知。1月中旬に、市役所本庁舎内の会議室で配布し、新シーズンの飛躍を古里から後押しするムードを盛り上げる。
 同サポーターは「本市にゆかりのあるアスリートを応援・激励する」などの条件を満たす企業、団体が対象。登録手続後は認定証を交付し、SNS等での応援メッセージの発信や、同応援団が実施する事業への参加・協力を求める。
 問い合わせは、市生涯学習課スポーツ推進係(℡27・3111内線288)へ。