しわす点描2025/〝午〟に希望込め木彫り(動画あり)

▲ 豪快かつ繊細に作業を行う菊池さん

 ○…住田町のSUMITAチェーンソーアート杣遊会(佐藤清司会長)は、来年のえと作品制作を行っている。世田米の作業場に響く豪快なチェーンソーの音が、年の暮れ間近を告げている。
 ○…同会は「森林・林業日本一の町」を目指す同町を拠点に、チェーンソー彫刻を通じた街並み整備や作品の特産品化などに取り組む。年末は翌年のえとをモチーフにした作品を制作しており、今年で15年目となった。
 ○…作業は11月に始まり、以降は会員たちがそれぞれ時間を見つけて作業に励む。13日は会員の菊池一夫さん(63)が作業。スギの丸太を豪快に削りながら、来年のえとである馬の形に輪郭を整えていった。立体感を出して、しなやかな筋肉も強調。角を設けて伝説上の生き物「ユニコーン」に見立てる予定だという。
 ○…「躍動」「前進」「情熱」を象徴する午年。加えて、ユニコーンは「希望」や「力」などを表すとも言われており、菊池さんは「世の中が希望にあふれて、明るくいい年になれば。一人一人が楽しく、豊かに、幸せに過ごしてほしい」と、願いを込めながら作業に汗を流していた。